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整体と氣を整えるヒーリングの融合

身体と心の声を聞く整体師のみほです。
今回は「整体」と「ヒーリング」の融合について綴ります!

お客様と同じところが痛くなる

ダイエットサロンで整体をしていた頃、まだ整体を始めて間もないこともあり、「お客様の辛い箇所を楽にしつつ痩せていくサポートをしたい」といつも必死になって考えていました。ひとり一人のお客様のダイエットの痩せない悩みとお身体の悩みに寄り添い、食事のアドバイスとお身体の施術をしていました。3カ月程過ぎた頃に、ふと仕事終わりにお客様の身体の辛さと同じ箇所が痛くなっていることに気付きました。

「今日のお客様は”左腰”が硬くなっていて…私も同じ”左腰”が重い」

このようなことが積み重なっていき、私の腰はぎっくり腰になる直前の状態で、夜寝づらく途中で起きることも多々ありました。
「こんなに身体が辛くなるなんて」と仕事を続けられるか不安にもなりました。

自分の体質を知る

当時からメンテナンスをお願いしていた鍼灸師の友人に先程の話を伝えてみると当たり前のような様子で思いがけない答えが返ってきました。

お客様から貰いやすい「巫女の体質」なんだね

その言葉を聞いたときに腑に落ちた感覚になりました。
元々、弟がスピリチュアルの仕事をしていたので、目見えないものや世界があることは分かっていたけれど実感が無かったのです。

彼女が言う「巫女の体質」とは、
巫女は神の言葉を伝えたりすることから、人と神様の間にいるような存在。さらに、感受性が豊かなことからお客様とリンクして悪いところを吸収してしまうので、同じところが痛くなるという現象が起きてくる。この頃から私はお客様と自分の「氣」を交換するヒーリングを無意識にしていたのですが、吸収した氣である邪気を自ら外に出せず施術をする度に身体に溜め込んでしまったので辛い、重い状態から抜け出せなかったのです。

ちなみに、
東洋医学では氣のことを「生命活動のエネルギー源」としています。「氣」「血」「水」は相関してバランスをとっています。私は「氣」のバランスが崩れて渋滞させたことで、血流やリンパも滞らせ身体の筋肉をガチガチに緊張させてしまっていました。

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邪気を外に出していく練習

「氣」というエネルギーについてもっと知りたい、仕事の幅を広げていきたいと考えて友人からエネルギーワークの先生を紹介してもらいました。
先生から「みほさんは自分のエネルギーを必要以上に相手にあげているから疲れてしまうね」と言われましたが当時は理解できませんでした。
「身体が重い」という状態だけは理解していたので、この状態から良くしていきたいという気持ちが私にとって最初のステップでした。

あくびをして邪気を外に出してみよう

意識的にあくびを出すことをしたことが無かったので手こずりました。あくびをするには背中が緊張していると出せないので、背中の筋肉を柔らかくするストレッチを取り入れたり、施術が終わったらあくびをしようと練習していました。はたから見たら、怠け者ですね(笑)

先生のサロンで半年通い続けていくうちに、自分の「氣」や周りの「氣」が分かるようになりました。同時に人の身体に触れることで深く入り込み過ぎてしまった経験や、五感が鋭くなっていく経験から自分の力が引き出されて、その力をコントロールしていくことができるようになりました。
むやみやたらにお客様の深層心理を読むのではなく、お客様自身が成長やライフスタイルを良くしていきたいという意志のある方にのみ深く読むようにしています。

「氣」を整えるとは循環させること

マッサージを受けても身体がすっきりしなかったり、硬さがとれないと悩んでいる人は「氣」が巡っていないことが原因として考えられます。
「氣」が巡っていないと以前の私のように筋肉を緊張させてしまいます。

身体の疲労は長時間の緊張により生じ
その緊張は2種類に別れます
①身体由来:physical → 身体の使い方や姿勢
②思考由来:mental → 思考や人間関係・環境からのストレス

長時間の緊張により疲労が蓄積されると、血流が悪くなり「氣」も流れにくくなります。滞りが生じた身体や心には邪気が溜まっていて、良いことより悪いことが起こりやすい状態になります。
この状態を打開して、良い方向へと進んでいけるようにと”整体”と”氣を整えるヒーリング”を同時に行っています。
身体と心の声が聞こえづらくなっている現代だからこそ、必要な人に必要なことを伝えていく施術をこれからもしていこうと思います!

身体と心の声を聞く整体師みほ

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