ダイエットは月曜断食で 第89回 胃腸の休暇

今日は月曜断食の最大の特徴、不食日についてのお話です。

月曜断食は週の最初の日に不食日、つまり水だけで過ごすのが一番の特徴だと思います。

慣れないうちは不食日は辛いかもしれません。特に冬の寒い時期は!

この記事は「いつまで不食日を続けないといけないの?」と不安に思ってる減量期の方に役立つかもしれないお話です。

ダイエットの減量期を終えて、スリムな身体を維持しつつ、理想的な体型とライフスタイルに移行してる人たち、いわゆる維持期や卒業生と言われてる人たちがたくさん居ます。

みなさん、理想の身体もライフスタイルも違うので、それぞれの道を歩いています。

もちろん私もその1人です。

減量期にいた私は、いつまで不食を続ければいいのかな?と少し不安に思った事もありました。

現在、私は月曜断食を卒業しました。

卒業後、私が出した結論は「身体の声をよく聞いて、必要なら不食にする」です。

身体の声を聞く、わかりにくいですよね。

しかし、減量期には不食日を何度も過ごす事になります。

その間に、身体の状態が自分でよくわかるようになってきます。

例えば、食べる量。

「これ以上食べると翌日はつらいな。浮腫んでしまいそう。」

例えば、食べる時間

「寝る前でお腹すいてるけど、ここで食べると翌日は、胃もたれするな」

などなど。身体の状態がわかるようになるのです。

この話を聞いて、こう思う方もいるかもしれません。

「いやいや。今までもっとたくさん食べてきたし、だから、ダイエットしてるんだから。私の身体は放っておけばもっと食べたいと言うよ」

たしかに。そう思うのも仕方ありません。今まで、お腹いっぱい食べる毎日が普通だったのですから。不食日なんて異常事態ですよね。

でも、少し考えてみてください。

例えば、あなたの職場が毎日、朝の7時から夜の10時まで、休憩時間もなく365日稼働している、という体制だったらどうでしょう。

この忙しさが当然。休めないのが当然。起きている限り、ひたすら働いて当然。

とんでもないブラック企業です。しかし、このブラック企業にお勤めしていると、心身ともに疲労がたまり、自分がいかにブラック労働なのかに気づけません。

この人が転職したとします。

新しい職場は、休日が決まっています。勤務日にも休み時間がある、ホワイト企業です。最初は慣れないかもしれません。

でも、ブラック時代より確実に疲労の蓄積は軽くなりますよね。

そのうち、自分のブラック時代は働きすぎだった事に気づくでしょう。

あなたの胃腸も、同じです。

もちろん、私の胃腸も。

今まで、食べすぎていました。

胃腸は働きすぎていました。ブラック企業状態です。疲れても疲れたことに気づかないほど。

週に一回の不食日に慣れてくると、胃腸は消化吸収をしなくて良い時間、つまり休憩を取れます。

その時はじめて、身体は胃腸が元気な状態に気づきます。そして、今までがどれだけ疲れていたのかも気づきます。

身体が「元気な胃腸の状態」を覚えてくれたら。

あとは難しくありません。

あなたが食べすぎたとき、飲み過ぎたとき、疲れた時。

身体は胃腸が疲れてることをあなたに教えてくれます。

標準体重、美容体重に達して、それを数ヶ月維持できたころ。

身体の方からあなたにサインを出してきます。いうなれば身体からの休暇申請です。

今日は疲れたから、不食日にしたい。

食事は朝のヨーグルトだけ、スープだけにしたい。

そんな身体の声を聞けるようになれば、不食日を取り入れるかは自分で決めれば良いのです。

身体が心地よくなる方を選べるようになる。それが月曜断食卒業の目安かもしれません。

今日のポイント

不食日は胃腸の休暇

慣れてくると身体から休暇申請がくる

それではまた明日をお楽しみに

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