STU48楽曲「思い出せてよかった」MVロケ地探訪記
STU48・MVロケ地探訪記です!
今回は「思い出せてよかった」MVロケ地探訪をしてまいりました!
STUのオリジナル曲は良曲が多いのですが、この曲も僕がすごく好きな曲のひとつです。
「もしも君と巡り合わなければ 自分を忘れてきっと流されていた」
ある日現場が終わって広島から帰る時、新幹線に乗って発車後すぐにこのフレーズが流れてきて、A席で広島の街並みを眺めながら当時の推しメン(石田千穂さんのことです)を思い出してエモまっていました。
まあこれは推しが変わっても相変わらず一緒なんですが…笑
今こうしてSTU48や推しメンを追いかけていることで、日常や社会に忙殺されてただ日々を過ごすだけのつまらない人生にならずに済んでいるような気がします。
特に色々なイベントやライブが中止になることが多かった昨今のような状況では、殊更それを感じますね。
さて、この「思い出せてよかった」のMVですが、ロケ地は瀬戸内海に浮かぶ小豆島。
香川県小豆郡小豆島町西村にある「道の駅 小豆島オリーブ公園」内の「ギリシャ風車」がロケ地です!
―了―
嘘です。終わりません。
ただ実際この曲については、これまでと違い完全にこのギリシャ風車の1か所でしか撮影をしていません。
なので、今回は小豆島自体へのアクセスを含めた行き方の案内と、自分の行動記録としてお伝えしようかと思います。
アクセスについては知ってるよ!って方は、目次から「べるしぃさんのオリーブ公園ロケ地巡り」をクリックしてすっ飛ばしていただければ幸いです。
小豆島「ギリシャ風車」への行き方は?
小豆島へは空路はありません。定期航路、つまり船で行くことになります。
島には港が多くありますが、ここでは6つの港を取り上げていきます。
というわけでGoogleMapをちょこちょこっといじってみました。
土地勘が無い方が多いと思うので、この地図を参照しながら島と港の位置関係、オリーブ公園のロケーションなどを読んでいただければと。
なお、noteへの転載にあたり、2023年2月現在の情報へ更新もしております。
船便の運航会社などのサイトリンクも載せていますので、お得なきっぷやプランなどの情報も結構ありますので、ぜひ探してみてください!
①土庄(とのしょう)港(⇔新岡山港・宇野港・高松港)
この航路のメリットは、なんといっても土庄港が船便の多い「小豆島の拠点」であるということ。
島内へのアクセスや宿泊施設、観光スポットも充実して、短時間でも小豆島を満喫できます。
【土庄港⇔新岡山港】
フェリーで約70分〔1日8便〕
(岡山駅~新岡山港はバスで約35~40分、接続あり)
【土庄港⇔高松港】
フェリーで約60分〔1日15便〕
または高速艇で約35分〔1日16便〕
(高松駅から高松港へは徒歩すぐ)
【土庄港⇔宇野港】
フェリーで約90分〔1日3便・豊島経由〕
または高速船で50分〔1日3便・豊島経由〕
(岡山駅から宇野駅までJRで約1時間、駅から港へは徒歩すぐ)
◆土庄港からオリーブ公園まで
▽小豆島オリーブバスで約30分(南回り福田線/坂手線/映画村線)
▽レンタカーで約20分
※個人的におすすめのレンタカー屋さん:エンジェルレンタカー(土庄港から徒歩約5分)
→なんと2時間のレンタルが可能! 軽なら2,250円!(ガソリン代込)、しかも島内各港での乗り捨ても可能!すごい!(ステマ)
▽レンタサイクルで約1時間
・土庄港観光センターなどで借りられます
・結構アップダウンあります
②池田港(⇔高松港)
この港は、どちらかというと地元ユーザーメインの港という感じがします。
後述しますが③の草壁港は航路が休止になってしまったため、現在はオリーブ公園に一番近い港がこちらの池田港です。
また、その草壁港の代替ルートとして便数も増えたため、航路自体の利便性は高くなっています。
レンタカーの配車サービスもあるようですが、基本的にここからバス移動になるかと。
バスで10分強なので、高松からやってきてサクッとロケ地巡りをして帰るにはちょうどいい場所かもしれません。
【池田港⇔高松港】
フェリーで約60分〔1日11便〕
◆池田港からオリーブ公園まで
▽小豆島オリーブバスで約11分
(港ではなく国道上のバス停なら全便停車)
▽車で約10分
(付近にレンタカー店舗なし)
▽レンタサイクルで約30分
(ここからでもアップダウンはあります)
③草壁港(⇔高松港)
この航路は、2021年3月に運航休止となりました…
航路があった頃はオリーブ公園に一番近い港(と言っても約3km)でしたが、現在船便はありません。
前述の通り、その代わりに池田港航路の船便数が増やされました。
④坂手港(⇔神戸港・高松港)
最初の投稿の際には掲載していなかったのですが、こちらは神戸~小豆島(坂手)/高松間をフェリーで行くルートです。
基本的に「神戸⇔小豆島⇔高松」という航路になっていますが、夜行便の場合は「神戸⇔高松⇔小豆島」という航路になっています。
(ただし平日の小豆島→神戸行き夜行便の設定なし)
【坂手港⇔神戸港】
フェリーで約3時間20分
〔平日1日3往復。ただし夜行便0.5往復(神戸→小豆島)のみ高松経由、所要約6時間30分〕
〔土休日1日4往復。ただし夜行便1往復のみ高松経由、所要約6時間30分〕
【坂手港⇔高松港】
フェリーで約1時間20分前後
〔平日1日2.5往復/土休日1日3往復〕
このジャンボフェリー、料金も比較的安いうえに夜行便をうまく使えば観光する時間帯を有効に使えるので、結構持ってこいの移動手段だと思います。
なによりSTU48のファンとして胸熱なのは、なんと小豆島坂手港に到着する前にSTU48の「瀬戸内の声」が流れることです!
先日(2023年1月13日)、フクフェスVol.1に行くためにジャンボフェリーに初乗船したのですが、イヤホンで普通にSTUを聴いてたら突然大音量で流れてきたので、イヤホンのBluetoothが切れてスマホから音漏れしてるのかと思いました笑
それに世界最長クラスの吊り橋である明石海峡大橋の下をくぐる体験というのもなかなか楽しいので、この航路は個人的におすすめです。
◆坂手港からオリーブ公園まで
▽小豆島オリーブバス・坂手港線で約20分
(フェリー到着直後のバスは港のターミナルに立ち寄ってくれますが、坂手地区のメインストリートまでちょっと歩けばそれ以外のバスにも乗れます)
▽車で約15分
(港の前にレンタカー店舗あり)
▽レンタサイクルで約50分
(アップダウンがないので比較的走りやすそうです)
⑤福田港(⇔姫路港)
この航路はずばり、新幹線とフェリーの最短経路で小豆島へ行くルート。
姫路には新幹線のぞみも多く停まり利便性が高いので、姫路以東から新幹線で来る場合、この航路でいち早く小豆島にたどり着けるかと思います。
ただしあくまで「小豆島そのもの」に早く着けても、島内での行先次第では最速にはならないかと思うのでご注意を。
【福田港⇔姫路港】
フェリーで約100分〔1日7便〕
(姫路駅北口から姫路港までバスで約20分)
◆福田港からオリーブ公園まで
▽小豆島オリーブバス・南回り福田線で約50分
(本数は少ないですがフェリーと接続あり)
▽車で約30分
(港付近にレンタカー店舗あり)
⑥大部港(⇔日生港)
この航路は初心者にはおすすめしません。
瀬戸内に慣れた上級者向けのためのルートです。
岡山県備前市の日生(ひなせ)から小豆島北部の大部(おおべ)を結ぶこの航路は、どちらの港も市街地から離れていてアクセスしづらいです。
しかしながら、風光明媚な景色とカキオコで有名な日生を満喫してから小豆島へ渡るのもまた一興。
存分に瀬戸内を満喫したいのであれば、このルートもまたおすすめです。
【大部港⇔日生港】
フェリーで約60~70分〔1日4便〕
(姫路駅北口から姫路港までバスで約20分)
◆大部港からオリーブ公園まで
▽小豆島オリーブバス・北回り福田線から島南部の系統へ乗継で約50分
(乗継時間は含まず。オリーブタウン付近で乗り継げるかと思いますが、系統にもよるので事前確認をお願いします)
▽車で約30分
(付近にレンタカー店舗なし)
というわけで、アクセスについては以上です。
だいぶ長くなりましたね…笑
べるしぃさんのオリーブ公園ロケ地巡り
というわけで、おはようございます。2019年5月12日日曜日、午前7時20分過ぎの高松港です。
この日は初めてSTU48号に乗船する日。
乗船時間を心待ちにしながら、市内のホテルを早々とチェックアウトし、JR高徳線で高松駅へと向かいました。
高松駅から歩いて港へ向かうと、そこには初めて見るSTU48号の姿が。
この時は、
「ああ、本当に出航したんだな…」
と感慨深くなったのをよく覚えています。
そんなSTU48号を横目に見ながら、僕を乗せたフェリーは出航して瀬戸内海へと進路を向けました。
高松港から約1時間、やってきたのは小豆島・土庄港。
(なおこの写真は2018年4月のもの)
早速、目的地の小豆島オリーブ公園へ向かいます!
なお、この船の土庄着は8時20分。
そして折り返しで乗船予定の高松港行きの出発は10時20分。
その間わずか2時間。
自転車は厳しいからバスにするか? レンタカーにするか?
というわけで、今回はレンタカーを選択しました。
使わせていただいたのは、先ほども少し紹介させていただきましたエンジェルレンタカーさん。
土庄港から徒歩5分ほどの場所にあります。
バスでもいいかなと思ったんですが、軽自動車2時間2,250円(しかもガス代込…!!)という驚きの値段設定に惹かれて、時間に縛られずに回れるレンタカーにしました。
電話予約の際に「2時間で」って言ったらめっちゃ驚かれましたが…笑
さて、土庄近辺の市街地は道が狭いところもありますが、市街地を抜ければ快適な国道436号をひた走るだけ。
特に難しいことはありません。
道路は割と高低差もあって、自転車だと少しきついかなという印象です。
Googleマップを見た限りでは90m前後の高低差があるようです。
土庄港から約30分、道の駅小豆島オリーブ公園のギリシャ風車へやってきました!
この場所、瀬戸内海の風景と風車が魔法使いの世界に入り込んだようなファンタジーな雰囲気が人気を博し、写真映えする「空飛ぶ写真」が撮れることで知られています。
道の駅の公式サイトにも載っているんですが、「ほうきの無料貸し出し」も行われていて、写真のように多くの人が写真撮影に訪れています。
なのでここでもむさい男1人でロケ地巡りに来ると浮いてしまうので、ここに来るときも、誰か連れ立ってくるとメンタルダメージを受けずに済みます…
(なお「ペダルと車輪と来た道と」MVロケ地巡りでも同じ仕打ちをうけました…)
それにしてもこの写真、だいぶ彩度強いですね。
MVの冒頭で皆が駆けている坂道もすぐそばにあります。
ちなみにこの坂を上っていくと、「オリーブ栽培発祥の地」という石碑が目に入ります。
そう、日本のオリーブ栽培はこの場所から始まったのです。
ブラタモリでも紹介されていました。
最終的に正味1時間ほどオリーブ公園に滞在し、また20分かけて土庄港へ。
港とレンタカー屋往復10分、手続き10分、オリーブ公園まで往復40分、と考えると、1時間の滞在は結構ぎりぎりでした…(実際レンタカー返却後めちゃくちゃダッシュしました)
結論から言うと、土庄港着発の2時間でのロケ地巡りは可能です。
変な話、写真だけちゃっちゃと撮って帰るだけなら、公園の滞在は30分程度でも十分です。
が、くれぐれも時間には余裕をもって行動してくださいね。
その後定刻通り高松港に戻り、午後のゴゴリバ公演で初のSTU48号乗船となりました。
というわけで、長くなってしまいましたが、「思い出せてよかった」ロケ地探訪は以上です。
実は2018年4月にも小豆島へ行っていたんですが、ものの見事にMVロケ地の存在を忘れていまして…
この時はエンジェルロードで「ごめんね、SUMMER」MVロケ地めぐりしてました笑
1年ぶりの訪問でようやくロケ地巡りできて、嬉しかったです。
小豆島への旅は、何度も通っている瀬戸内のなかでも思い出深い旅のひとつになりました。
皆さんも、ぜひロケ地巡りしながら魅力いっぱいの小豆島へお越しください!
(了)
【そのほかのMVロケ地巡りはこちらからどうぞ!】
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