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地域文化振興や地方の芸術文化活動を考える。

8月は、すぐCOCOアート!!という舞踊家であり尚美学園大学准教授の
清水フミヒトさんプロデュースの舞台に関わった。
10回のワークショップに、日暮里サニーホールでの舞台での公演。
昨年までは、荒川区の体育館で5回のワークショップに、
体育館での成果の公演をしていたみたい。
今回は、荒川区芸術文化振興財団主催での開催であった。
舞踊家、ミュージシャン&舞台女優、わたくしオペラ歌手、
バトン、パントマイム、タヒチアンダンス、ヒップホップダンサー、
バレエダンサー、バレリーナ、ダンサー、和太鼓奏者というアーティストの
集まり。メインの子供達への指導は、バトン、タヒチアンダンス、
ヒップホップダンサー、ダンサー、パントマイムの5つのジャンル。

小学2年生から中学3年生までの一般公募により集まった子供達24名が
ワークショップを受講しながら舞台に臨む。
プロデューサーの清水さんが荒川区に在住し、ご自身のお嬢さんを
荒川区で育てられる中で、考えられた1つのプロジェクト。
自身が住まれて、子育てされる中での企画の意味は、非常に大きく思う。

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私達は、教育という教えの中で言葉で伝える事は多い。
このワークショップでも色々な子供達が参加していた。
おそらく親には見せない顔をアーティストの指導陣の我々に見せる事も
ある様に感じた。ある時は、集中し、ダレたり、休んだり、
体調崩したのか甘えなのか分からない時もあり、子供の色々な顔を
見る事ができる。
ある時は、言葉が響き、ある時は、言葉では無いマイムが響き、
和太鼓だったり、ダンスだったり、タヒチアンダンスや打楽器だったり、
ヒップホップのダンスだったり。24人の学年バラバラの子供達を、
さまざまなジャンルのさまざまな視点で指導する面白さを感じた。

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ワークショップで気分屋だった子供達も小屋入りした2日間は、
子供たちなりのアーティストスイッチで大人の想像を超えた出来栄えに
やる気スイッチが入る。この舞台の凄いのは、照明、音響、舞台のスタッフ以外は、出演者のアーティストが面倒を見ながら舞台をまわしていること。
バレエ教室の舞台なら、細かなトイレに付いていく世話など、
教室に預けている親が世話役で舞台裏をまとめる。
分かりやすく言うと学校の先生しながら、舞台にも出演するプロと
いったとこである。

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