料理教室で、疑問が増えた話
明日、イタリア人の友人が急に家に来ることになったので、はりきって生パスタを仕込むことに。
そう、先週初めて行ってきたイタリア料理教室の復習を兼ねている。
そのとき習ったのが、イカ墨を練り込んだパスタと、イカ墨のソース。ヴェネツィアの郷土料理だ。
イカ墨ってどうやって手に入れるんだろう。スミイカからちゃんと墨を取るのかな、カルディとかで見る小さなイカ墨の袋は本当に美味しいのだろうか・・色々な疑問があり、その疑問を解決すべく、その料理教室へ赴いたのである。
結論から言うと、カルディの小さい袋でOKとのことだった。苦笑
たったの4gで4人分のパスタ生地が作れるし、4gで4人分のソースもできる。あの小さな真っ黒には計り知れないパワーがあったことに驚いた。
しかし、先生はというと、レッスンで大量にイカ墨ペーストを使うので180gほどの瓶詰めを使っていた。
疑問:あの瓶詰めは開けたらどれくらい日持ちするのだろうか。
1g1人前だから、180人前である。パスタとソース両方に使っても90人前。
夫婦で食べても45食分。こんな量は流石に1年かけても食べられないぞ?と。
先生は流れるようにデモンストレーションを進めていく。私のそんな疑問をぶつける暇はない。
そして、ひと通りの説明を受けた後で待っているのは、自分達でパスタ作りとソース作りだ。
ずっと見ていたはずなのに、いざ自分の手を動かすと、頭で何も理解できていなかったことに気づく。
ところどころ近くの生徒さんに「これで大丈夫ですか・・?」と聞きながら、パスタは完成。
何度も通っていると見受けられる常連の生徒さんたちは慣れた手つきでパスタを持ってきたタッパーに重ならないように丁寧に並べて詰めていく。
私はというと、パスタを川の字に並べることが困難なタッパーを持参してしまったため、小麦粉を多くまぶしてタッパーに作ったパスタをくしゃっと入れた。
実は家でもときどき生パスタを作るのだが、毎回作ったパスタがくっついてしまったりと、上手に保管ができずに悩んでいる。
「生パスタはすぐに使わなかったら冷凍保存」が手作りのルールで、たとえ冷凍してくっついても、茹でているうちにほぐれるらしい。
とはいえ!
生パスタを扱うレストランではそんなことしていないし、成城石井などで売っているチルドの生パスタだってくっついていない!
疑問:どうすれば生パスタがくっつかなくなるのか
ラビオリとかならまだしも、ロングパスタは結構しんどいのです。。
誰か、できればプロの方、教えてください。
私は対処として、パスタをある程度放置して乾かしてから冷凍保存するようにしています。(卵入りパスタもそうやって常温で乾燥するまで放置していいのだろうか?)
しかし、料理教室のおかげで疑問も一つ晴れた。
生パスタの茹で時間である。
乾麺ならアルデンテ○分って書いてあるから、その通りに茹でれば問題ない。
しかし家で作った生パスタには茹で時間の表示がないわけで。
詰め物パスタは白玉団子同様、浮いてきたらOK。
実はロングパスタも浮いてきたらOKなのだそうだ。
「生パスタは浮いたときが茹で上がり」
素朴な疑問が解決されて、満足。
そんなわけで今日はイカ墨を練り込んだ生パスタと、イカ墨のソースを仕込み終えた。
久しぶりにヤリイカも綺麗に掃除した。
せっかくなのでティラミスも準備し、あとはチケッティの準備とプロセッコ・・と思っていたが、ずっと立ち仕事をしていたせいで、充電切れ。
あとは明日、何か即興で作るのと、プロシュートとサラミの盛り合わせを買ってこよう。
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