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株式投資 来週の戦略(8月19日〜)

まずは反省から

 株の大暴落から8営業日が経過し、日経平均は5日の暴落分をほぼ全額戻しています。
 私はもし暴落した時は銀行株を買うと決めていました。実際、三井住友FGに入ったのですが、更なる下落に耐えられす、すぐに損切りする失敗を犯しております。(ちなみに三井住友は翌日から暴騰しております。)
 今思うと下落理由は信用整理だったのかと思いますが、ザラ場中は理由が判らず怖くて切ってしましました。長期投資なのに短期目線だったのが悔やまれます。しかし以前から目を付けていた他の銘柄は今回かなり購入できたので、握力強化で利益を伸ばそうと思っています。

為替に注目

 日銀・内田副総裁は8月7日に「金融市場が不安定な状況で利上げしない」とアナウンスしました。この発言で市場では当面利上げしないと判断され円安と株価暴騰に傾きました。
 そもそも暴落の原因は、日銀の利上げ発表と米国の利下げ発表が重なったことでキャリートレードの巻き戻しが起こったためで、大暴落という痛みを伴いましたが、円安は一度止まったはずでした。
 「やっぱ無しよ発言」は私たち投資家にとっては助かったのですが、政策として正しかったか疑問です。インフレが続くと決定した気がします。

私が描いたストーリー

 上記のような顛末となったので、再びキャリートレードが復活し円安優勢になると思います。ドル円は150円を目指し、少なくとも来週はまだ円安・株高へと働き、再来週以降のどこかで2番底があるかもと考えます。
 私は新規買いは考えず、保有銘柄を育てていく方針です。
 保有銘柄は8%以上の上昇銘柄がちらほら増えてきました。基本は利確すべきなのですがチャートを見ると暴落を戻しただけなので、ここはホールドかなと思います。
 「地獄の窯の蓋が開いた。」という言葉がありますが、日銀の発言で再び窯の蓋が開かないよう祈るのみです。

追記 8月18日 日経新聞朝刊

 今朝の日経新聞朝刊で『投機筋、円買い越し、3年5カ月ぶり 先安観後退で』という記事がありました。

【抜粋】投機筋の円買いの勢いが増している。米商品先物取引委員会(CFTC)が16日発表した投機筋(非商業部門)の持ち高動向によると、投機筋は13日時点で円を2万3104枚(約2800億円)買い越した。投機筋が買い越しに転じるのは21年3月9日以来およそ3年5カ月ぶり。円の先安観が後退するなかで投機筋が円を買い戻している。

 え?これソース古いですよね。?


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