私とはどんな人間か
フィンランドやオランダ・デンマークなどの教育について見聞きする時 毎回「自分とはどんな人間か」ということを とても大切にしているなと感じるのです。
何が好きで嫌いで
何が得意で不得意で
だから自分には何ができて 何なら活き活きと取り組めて
何なら人のためにでもやってあげられるのか…。
そういう“自分に対する探究”に、 小さなうちから目を向けさせている。 それが教育の意義であり目的なようにも感じて。
そんなこととも繋がって、 数年前から「魔法のしつもん」… (…怪しいと思う人もいるかもなネーミングだけど😅)を使っています。
それはただの質問ではなく 自分や事柄を見つめる時に、 多面的に見たり、深く見たり 或いは枠をとっぱらって考えるための上質な「問い」のこと。
そういう「しつもん」というツールを使って、 学校という場において クラス運営や保護者との対話に活用してきた私です。
そんな私ですが…
この動画 ↓ を初めて見たとき、とっても驚いたのです。
https://youtu.be/e5DqR7fU2rk
私が驚いた…というか、感心した点は2つ。
まず1つ目は、彼女の「問い」の豊かさ・奥深さ。
そしてもう1つが「自分が何者であるか」をよくわかっているということ。
一昨年担任していた1年生では …それどころかその前にもっていた3年生でさえ、どれだけの子がこれだけのレベルの対話をできただろう。
それは子どもの能力の問題ではなく、そういう環境や時間を 「大人が」どれだけ与えられているかの差だなと、痛感した動画なのです。。
つづく。
Q.お子さんと、或いは両親と、どんな対話をしていますか?
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