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ビリーバーズ広尾でスタッフ研修を行いました!

小中高生のくつろぎスペース(フリースクール)ビリーバーズ広尾では、
平日(祝日を除く)月曜日~金曜日の10:00~14:00を子どもたちの居場所として開けています。

ビリーバーズ広尾の夏休み期間は、子どもたちもばっちり夏休みモードで利用する子どもの数は普段よりずっと少なくなります。そのタイミングで、子どもたちに関わるスタッフの学びの場を設けようということで、1日休室してスタッフ研修を行いました。

昨年度までは、スタッフミーティングという形でスタッフ同士の対話の場をメインにしていましたが、今年度は、日本郵便株式会社の年賀寄付金配分事業に採択いただき、スタッフ研修の費用を賄っているため、講師を招致しての研修も行えるようになりました。

ビリーバーズ広尾のスタッフの背景は様々で、専門的に学んだことがある人も入れば、子どもと関わることが初めてという人もいます。子どもと関わるうえで、いろんな特性がある子たちがいることを知っていることはとても大切だということは、日々運営していく中で、ひとりひとりが強く感じていることでした。そこで今回は、「発達障害の理解とセルフケア」という内容で、心理臨床オフィス・ルーエの深沢孝之先生に講師を担当していただきました。

前半は、「発達障害」といわれているものが、心理学的にはどのようなもので、対人的なコミュニケーションの中でどのようなことが起こりやすいのか、当事者が社会的にどのような困りごとが起こる可能性があるのか、それに対してどのようなサポートが考えられるのかということを、深沢先生が過去に論文として発表された実例も交えながら学びました。

後半は、子どもたちをサポートする側として、スタッフ自身のセルフケアとリラクゼーションの大切さを学び、実際にゆる体操という身体を緩める方法をみんなで実践してみました。

ビリーバーズ広尾で子どもと接するための学びの場ではあるものの、これまでの自分自身と照らし合わせたり、家族との関係に照らし合わせたり、広い視野での学びに繋がったな~と感じる場でした。
そして、サポートをしたい!という気持ちが強くなると、ついつい自分のケアを忘れてしまったり、知らないうちに力みすぎたりしてしまうものなので、定期的なメンテナンスをしていくことも重要なんだな~ということも感じました。

8月もそろそろ終わりに差し掛かり、少しずつ子どもの利用も戻ってきました。この夏の体験で、子どもも大人もちょっとずつ成長して、2学期からのビリーバーズ広尾も、いろんな面白さが広がっていくのではないかな~と感じています。

研修の中で、深沢先生が紹介くださった本の一部を紹介します。

深沢先生の著書です。

参考になりましたら、幸いです。

ビリーバーズ広尾

運営元:一般社団法人ビリーバーズ

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