#5　言霊

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こんにちは、toracoです。

今日も来ていただき、ありがとうございます^^

あなたは「言霊」を信じますか？

言ったことが本当になるなら、世界中みんな幸せになっとるわい！

なんて声も聞こえてきそうですが…笑

それでも「言霊」って、私はあると信じています。

だから、絶対に口に出しちゃいけないこともあるんです。

笑えない言葉

「死ねばいいのに」

最近、こんな酷い言葉を平気で口にする人をよく見かけます。

テレビなどでも芸能人たちが笑いをとるためにこの言葉を口にし、周りの共演者が愉快そうに笑います。

なぜ「死ねばいい」なんて言葉で笑えるんだろう？

なぜそんな酷い言葉を当たり前のように放送するんだろう？

全世代共通の教え

私は子供の頃、『人に死ねなんて絶対に言っちゃいけません』と両親に教わりました。

私だけじゃなく、今この世に生きている人の大半が、親なり恩師なりに少なくとも一度はこの教えを受けているのではないでしょうか？

『ご飯のときにヒジついちゃいけません！』くらいメジャーな教えだと、私は認識しています。

なのに今や「死ねばいいのに」という言葉は、まるで流行り言葉のように使われているのは何故なのでしょうか？

世の中には色々な人がいますよね。

いろんな人と接していく中で、「あんなやつ死ねばいい」と思うことも時にはあるかもしれません。

でもそれを口にした瞬間に、その言葉には魂が宿り「言霊」となります。

そして「言霊」は、その願いを叶えようと動き出すのです。

私の「言霊」が叶えてしまったこと

「もう！あんたなんか死んじゃってよ！！」

私もたった一度だけ、そんな酷い言葉を投げつけてしまった人がいました。

いつも笑顔で私を見守ってくれた人。

見た目は全然タイプじゃなくて、ただただ優しいだけが取り柄だった人。

こんな私を大好きになってくれて、こんな私をお嫁さんにしてくれた人。

「二人でもいいじゃん、子供がいなくたって俺は幸せだよ」と言ってくれた人…。

だけど私は子供が欲しかったんです。

彼の子供のお母さんになりたかったんです。

大好きだった彼の優しい性格が、私の中で頼りなさに変化していきました。

痛い思いや苦しい思いしながら必死に妊活する私には、彼の「子供がいなくたって…」って言葉がこう聞こえていました。

「めんどくせー、いい加減諦めてくれないかな？」

だからね、言っちゃったんだ…絶対言っちゃいけない言葉。

「は？子供いらないなら二人でいる意味ないの！」
「もう、あんたなんかいらない！死んじゃってよ！！」

って、言っちゃったんだ…。

そしたら本当に死んじゃった。

結局子供はどうしてもできなくて、夫婦としてもギクシャクして、一旦友だちに戻ろうって話し合って

恋人同士だった頃のように手を繋いで一緒に離婚届出して、居酒屋で二人だけの送別会して笑顔で別れたのに

それからたった２週間後のよく晴れた日に、私の元旦那さんは大好きなバイクと一緒に天国へ行ってしまったんです。

あのとき私の口から生まれた「言霊」が、私の願いを叶えてしまった…。

今でもそう思っています。

ごめんね、ふみちゃん…本当にごめんなさい。

私はK.Y

「死ねばいいのに！」

先日、職場でもこの言葉を耳にしてビクッ！としました。

でも周りは愉快そうに笑っていて、なんなら言われた本人まで笑っていて。

「そういうこと言わない方がいいよ、本当になったら後悔するよ」

思わず言ってしまった私に

「だって本当にそう思ってるもん！いいじゃん、この人死んだらセイセイするわ」

って…で、また爆笑！みたいな。

私は一人、そっと席を外すみたいな…。

あいつ、冗談もきかねー！空気読めねー！ww

とか言われてるんだろうな…ま、いいけど。

同じ「言霊」ならポジティブな「言霊」を生み出したいって思います。

人の陰口や「死ねばいい」なんて冗談は、いつか必ず何かを失う。

例え周りに『空気読めない人』と思われても、これからも私はそう信じていきます。

ふみちゃんが身を以て教えてくれたことだから…。

【追記】

ゆうべ、ふみちゃんが夢に出てきました。

私の自宅にフラッとやってきて、「荷物持っていくね」って。

「ふみちゃんの荷物、もう残ってないよ」って言ったけど、彼ったらクローゼットの奥とか引き出しの隅とかから色々かき集めてきた。

バッグに詰めて「そろそろ行くね」って。

「少しゆっくりしていけば？」って言ったら、少しうつむいて

「俺は今でもtoraちゃんのことが大好きだから」って一瞬泣き顔になって、でもすぐちょっと笑って…。

私ったら、なんて自分に都合のいい夢見てるんだろ？

手離したのは私の方なのに…。

もうすぐふみちゃんの命日がやってきます。

今日のnoteはちょっと暗い話になっちゃいました、ごめんなさい。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

それでは、また明日♫