見出し画像

自分の殻を破るために①

なぜ私はずっと英語に興味があるのか?

なんでこんなに飽きずにずっと興味があるのか・・・。
英語学習がうまくいかないときもあったのにやめなかったのはなぜか?
英語と関係のない仕事にも就いたのになぜまた再開したのか。
自分でも不思議だなと思い考えてみた。
そうするとちょっと私の人生のテーマみたいなものも見えてきた。

その答えは昔も今もタイトル通り

☆自分の殻を破りたかったから、英語にかかわり続けている。
今もまだまだちょっと違う自分になりたいと思い続けている(進行形)。

子どものころからのコンプレックス

私は子どものころ

「私には特に何も誇れるものや、得意なもの、センスというものがないな」
「平凡なふつーの人間やなー」
っていう気持ちが根強くあった。
何かがすごく不満だったり不幸だったわけではない。
(もちろん悩みはあったけど)

でもやっぱり

絵が上手な子
オシャレな子
可愛い子
勉強が得意な子
ピアノが上手な子
運動神経が良い子

とかを羨ましく思ったり、私はそんな風にユニークさを持った子ではないと常にネガイティブさを持っていた。
人には言わなかったけれど、かなり心の中は嫉妬だらけだったと思う・・・。
学校も勉強も友達付き合いも難しいことが多いなと感じ、
「学生期間早く終われ!」って思っていた私だけど、

そんな小学校生活の中で私が一番ハマっていたテレビ番組が
NHKでやっていたアメリカのホームドラマFull House。
これを見ている30分間は本当に楽しくて、リラックスしていて、
幸せな時間だった。「この時間終わらないで」って思っていた。

このドラマはアメリカのとある家族の日常を描いたストーリー。
(最近ではそのとき子供だった子たちが大人になった続編のFuller Houseというタイトルで放送されている。)

このドラマを見ていると
本当に何気ない日常なんだけど、家族の関係性、お互いにかける言葉、子どもたちの服装、子どもも自分をしっかり主張するところなどなど、全てがカッコよく見えて、憧れで、いつかこんな家でこんな家族で住んでみたいと思うようになっていた。
これがおそらく私が海外に興味を持った一番のきっかけだ。

こんな国でこんな家に住む私って・・・と妄想すると本当に楽しくて、
ワクワクが止まらなかった。
でも、田舎のTHE日本な家庭に生まれた私は、その姿とは程遠かった。

そして実は、そんなことは大人になる途中で忘れてしまっていた。

それでも漠然とずーっと英語は好きで、
なぜか漠然と「海外へ行く」ことが夢だった私は
22歳でオーストラリアへ語学留学へ行った。

そこでまず第一回目の殻を破っていた(今思うと)。

基本的には人見知りで控えめな性格だけど、なぜか海外は一人で行きたい!と強くなれる。
日本では絶対に着ない服を着たり(日本ではスカートとか恥ずかしくて履けないけど、海外でならなぜか履けた)、強い人に言われたら言い返せないタイプなのになぜか語学学校で理不尽な対応をされたときは一人で校長室へ行ってまだつたない英語で自己主張ができた。

ホームステイしたお家では、とっても温かい家庭に恵まれた。
ストレートな愛情表現とか自分の意見をはっきり伝えるところとか、
自分に自信があるところとか、褒め上手なところとか、やっぱりこの海外の独特の雰囲気が大好きだった。
Hello, beautiful Aki!とか、
「あなたは言葉が少ないけど、その分心の中でたくさん考えているんだよね」とか、とにかく私の自己肯定感を上げてくれた。

そこで「あ、私そういえば海外でこんなふうに住みたいって思ってたな」とまた改めて感じた。

オーストラリア

「こんな自分もいるんだな」

新しい自分を知った。

「本当は憧れている姿があったな」

本当の気持ちを思い出した。

英語が使えたら、もっと違う自分になれるのかも。
もっと世界が広がるのかも。
新しい人生があるのかも。
そんなことを実は感じていたのかもしれない。

「かもしれない」と表現したのは、
その時点ではまだそこまで強く自覚していたわけではないから。
まだまだ、これが自分の人生の何かすごく重要なものであるとは全く分かっていなかった。

だから日本に帰って、それまでに計画していた進路とは別の進路に切り替えたものの、それでもやはり「こうあるべき」に縛られている感じはぬぐい切れていなかった。
一度殻を破ったものの、私の殻は何重にも分厚かったみたいで、まだまだ殻があったらしい。

帰国後23歳で大学受験し、24歳から大学生になった。
これだけ聞くとちょっと変わった道のりで、殻を破り終わっている感じがするかもしれないけど、やっぱりまだなんか「こうあるべき」に引っ張られていた。

大学卒業後は学校で働くことに。
その後結婚し子どももでき、
「海外へ行く」ということは少しハードルの高いものになっていた。
時間的にも経済的にも余裕がなかったし、
いつか夏休みに家族で旅行できたらいいなくらいのものになっていた。
一番は気持ちに余裕がなかったという事かなと思う。
自分に全くもって自信が持てなくもなっていっていた。
それでも幸せになれるようにと必死で頑張っていた。

そしてその後、

人生とは分からないもので、

本当にいろんなことがあった。

端的に言うと離婚したのだ。

家族での生活を守るために、その時の幸せを守るために、いつかもっと理想の幸せになるために頑張っていたけど、私が思い描いていた未来はなくなってしまった。というか、そもそもそんなものは無かったのかもと思う。

殻を破るどころか、この数年で何枚も殻をつけてしまっていたと今は感じる。

まだまだ私の分厚い殻を破るには時間と破る「もの」が必要だったみたい。

長くなってきたので続きは次回の記事で!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

英会話・学習スタイルコーチAki
ご相談や体験カウンセリングなどのお問い合わせは
公式LINEからお気軽に♪
lin.ee/HUwUpgf



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?