アビスパへの嫉妬に狂った2023年
2023年11月4日
それはアビスパサポーターが歓喜し、嬉し涙を流し、今までの全てが報われた日。
私も試合が終わった瞬間は雄叫びを上げた。
奈良竜樹キャプテンの人目を気にせず泣く姿に、重圧と戦い続けてきた漢の姿にもらい泣きした。
そして表彰式へ。
この瞬間をずっと待っていた。
この日が来ることを信じて、苦しい時も辛い時も応援し続けてきた。
もう涙が止まらない。
皆が待ち望んだ歓喜のカップアップの瞬間。
私の口から出たのはため息だった。
その試合を私は家のテレビで観ていた。
記念すべきその瞬間を動画におさめようとしていたが、テレビ越しに映すその映像はただ私の気持ちを虚しくさせるだけだった。
国立に行けなかったのは単純に仕事があったから。
きっと同じ理由の人もたくさんいたことでしょう。
むしろリアルタイムに観れただけまだ幸せな方なんだと思う。
これは私の心の中のお話し。
私が幾度となく話したことがある
「アビスパを応援するようになったきっかけ」
それは2006年の浦和レッズとのリーグ戦と
ヴィッセル神戸との入れ替え戦。
この浦和レッズ戦は私にとってのJ1初観戦試合。
今もなおアビスパ最高観客動員数を誇っている。
試合は浦和相手に奮闘するも、劇的な負け方をした。
ヴィッセル神戸との入れ替え戦では勝てず、J2降格が決まった。
周りのサポーターが人目も憚らず泣いていた。
その景色を見て私は
「いつかこの人達と喜び合える日が来たらいいな」
そう思って応援するようになったんだ。
もう何回話したことだろう。
あれから18年。
今年は長年、待ちに待った皆と喜び合える、その瞬間がきたんだ。
それなのに。それなのに。
情けないよ俺は。
なーにが仕事があっただよ。
元々正職で働いてて自由が利かないから、個人事業主へと変わったんだ。
それなのに仕事を断ることができず、人のために働き続けた結果、肝心な試合を現地で観れなかった。
本音を言うと負けてもいいかなってすら思ったよ。
だってタイトル獲れなかったら初タイトル観れるチャンスがまた来ると思ったから。
だから別に優勝せんでも気にしないって…思ったんだ。
もちろん勝った瞬間は喜んだし、叫んだし、優勝できて良かったと心の底から思ってる。それは本当。
でももう二度と初優勝の瞬間をこの目で見ることはできない。長年の夢が叶うことは一生ない。
テレビ越しに映る涙を流すサポーター、喜び合うサポーターを見て、妬まずにはいられなかった。
僕がテレビ越しに流した涙はアビスパに対する喜びだったのか、サポーターに対する羨ましさだったのか。
正直わからない。
嫉妬に狂った。
サポーター失格だ。
この決勝後、いろんな人からメッセージもらったり、現地のお土産をご好意で頂いたりして、たくさんの優しい人に支えられてなんとか気持ちを律することができました。
その節は皆様本当にありがとうございました。
でもダメだな。このままじゃ。
人のためだけに生きるのは疲れた。
もう少し、自分にわがままに。
思うがままにチャレンジします。
誰かの人生の悪役になってでも
自分の人生だけは主役でいたい。
大好きなサッカー、大好きなアビスパと共に生きる覚悟を持って来年を迎えようと思います。
読んでいただきありがとうございました。
ここまで読んでくれた優しいそこのあなたにカミングアウトしますね。
最近有料記事出してるんですよ。
アビスパの記事を一つ、高校サッカーの記事を二つ出しました。
アビスパの記事はなんと40人にご購入いただきました。
それに加えて応援メッセージと共に投げ銭まで頂きました。
高校サッカーの記事は二つで3名の方にご購入いただきました。
本当にありがとうございました。
アビスパか否かでこんなに差が出るなんてね。笑
高校サッカー面白いのにー😫
でも本気でサッカーと向き合ってるのでそれを通して、noteでサッカーについて伝える面白さ、サッカーを観る楽しさ、皆のアビスパ福岡への愛に気付くことができました。
また新年のご挨拶noteで想いやこだわりについて書きます。
今年1年間ありがとうございました。
良いお年をお迎えください🎍
俺はアビスパ福岡がJ1で優勝できるって本気で思ってるからな!
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