【今だから知ってほしい】マーブルアート®について
はじめまして!
マーブルアート®の専門店・Bel Bilia のあらさきです。
突然ですが・・・マーブルアート®をご存知ですか?
沢山の可能性を秘めたマーブルアート®を、沢山の人に知っていただきたい!
というわけで、マーブルアート®について、本記事では詳しく紹介します。
具体的な作り方や必要な材料、技法なども含め、紹介していきます。
また、マーブルアート®の楽しみ方や効果についても解説致します。
ハンドメイド作品を作っている方、これから趣味を見つけたい方のご参考にされてください。
そして、マーブルアート®に興味がある人や、新しいハンドメイドに挑戦したい人にとって、必見の内容となっています。
マーブルアートとの出会い
当時の私は、編み物、アクセサリー作り、ビーズ、レース編み、パッチワークなど・・・あらゆるハンドメイドを楽しみながら作品を作る趣味をもっておりました。
子供のころから手芸や工作などの物を作ることが好きでしたので、どれもとても楽しく製作していたのですが・・・・・。
プレゼントした際などに、
「これ、あのお店で買ったやつでしょ?」
「あー、これ〇〇さんが作ってたやつじゃない?」
「最近流行ってるよねー」
なんて言われると、なんだかモヤモヤしてしまい、純粋に楽しめ無くなってしまったり。
さらには、作品が溜まってきたので、そうだこれを売ろう!とハンドメイド作家として自分が作った作品を販売し始めた時も、あまりの競合の多さに心が折れそうになったり。
そんなある日、何気なく言われた一言。
「あなたは何屋さんなの?」
え・・・・・。
好きなものを作ってたらダメなの?
始めたころは、自分の中では色々なものが沢山ある可愛い雑貨やさんみたいなイメージだったんです。
でも、周りはそうは思っていなかったんです。
なんなら、色々なものが沢山ある可愛い雑貨屋さんなら、大きな店舗にあるし。
今まで作ってきたものの中で、一番好きなものはどれなんだろう・・・。
どれも作ってて楽しいけれど・・・。
自分らしい作品って、この中だとどれなんだろう。
これらを考えてる時点で、自分のオリジナルだと言える「強み」のある作品って作れていないんですよね。
〇〇のアクセサリー とか、 〇〇のデザインの〇〇 とか、そういうテーマとかも統一感が無かったため、専門性も今思えばなかった。
ならば、新しいものを見つけるしかないかな・・・。
でも、好きじゃないものは作りたくないし、売りたくない。
ならば、私の好きなもので、他人と被りにくいものを探すしかない。
そこで、
自分の好きなもの
他人と被りにくい物
とプラスで、
例えジャンルがかぶっても、独自性が高く作れるもの
新しいもの
今自分が作っているものと合わせられそうなもの
という、なんとも都合の良いものを探すことに。
そして、これらの条件を満たしているマーブルアートと出会うことになりました。
探すにあたっては、自分の持っているスキルをフルに使いました。
ずばり、コーチング と ネットサーフィンです(笑)
ここでマーブルアートを探し当てた手法は、解説するとかなり長くなってしまうので、ここでは割愛します。
そして、資格取得一年でマーブルアートの専門店を経営するまでになりました。
しかし、実店舗経営を初めて5年以上たったある日、海外の美術展に出展したりと、様々な活動をしていると実店舗はなかなか身動きが取れなくなっていまい。
現在は実店舗をたたみ、ネットショップと完全予約制の講座のみにして・・・と、これも話が長くなってしまうので、これはまた別の機会に。
では、早速、このマーブルアートについて詳しく解説していこうと思います。
マーブルアートって?
そもそも、マーブルアートってなんなのか?
マーブルアートとは、ずばり!
ビー玉とワイヤーで作るクラフト です。
穴の開いていないガラスの玉であるビー玉を、ワイヤーで自由に空間に位置付けしながら作っていくアートであり、クラフトです。
技術特許を取得した方法を用いてビー玉をワイヤーで固定し、編むようにして、作品を作っていきます。
ちなみに、このマーブルアートは岩手県発祥で、この技術を編み出したのは「たかはしかずこ先生」です。
そのため、岩手とその周辺の県には作家さんが多くいらっしゃいます。
使用するのはガラスとワイヤー(アルミ・ステンレス等)が基本となるため、
水洗いができる
色あせしない
という特徴があります。
インテリア?
「マーブルアートで作れるものは、インテリアですか?」と聞かれることがありますが、インテリアが多い印象ではあります。
しかし、インテリアだけではありません。
生活雑貨やアクセサリーなども作ることができます。
作家によって、アレンジの仕方も様々。
技術を習得したあと、どのように活かすかも、まだまだ可能性を秘めたクラフトです。
アートとしての可能性
マーブルアートは、ハンドメイドの作品として雑貨やアクセサリーなどを製作できますが、アートとしての可能性も未知数。
マーブルアートの5つのメリット・デメリット
マーブルアートには、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
簡単にまとめてみました。
メリット
作品が劣化しにくい
管理・お手入れが簡単
目が悪くても作れる
作品の自由度が高い(可能性が未知数)
競合が少なく、独自性が高い
1と2・・・冒頭でも説明した通り、ガラスとワイヤーで作られているため、洗えるし色あせもしません。
3・・・ビーズの様に穴に紐を通したりする必要が無く、目が悪くても製作ができます。
私自身、老眼で最近は針に糸を通せなくなってしまいましたが、そんな私でも楽々作れます。
4・・・レッスンで習う作品以外でも、応用して自分で思うままに作品が作れます。自由度が高い分、可能性が未知数です。
私は、初めてのアート作品として試しに木を作ってみました。(写真:櫻樹)
5・・・まだまだマーブルアートを楽しんでいる方が少ないため、競合が少ない。
そして、例え競合がいたとしても、組み合わせやアレンジで違いを出しやすく、オリジナルの作品を作りやすい。
デメリット
使える色に限りがある
球体縛り
作品が重くなりがち
販売・教室には資格が必要
材料が場所をとる
1・・・使える色は、ワイヤーの色とビー玉の色のみになるため、製造されていない色は使えない。(7~10色程度)
2・・・ビー玉を使うため、球体での表現の縛りが出てきてしまいます。
ゆえに、球体で表現しにくい形があります。
私の場合、苦手とするのは、四角い形状の表現です。
3・・・ビー玉はガラスの玉ですので、それなりの重さがあります。
4・・・特許技法を使うため、認定教室で資格を取得しないと、販売も教室運営もしてはいけない。趣味で楽しむだけなら、資格は取らなくてOK
5・・・ワイヤーとビー玉が材料になるため、色々な色の物を揃えると、収納できる場所が必要になる。(押し入れ等、机一台分のスペースでOK)
作り方・材料・技法について
体験講座などで教えてもらえる作り方があります。
特許技法を使わずに楽しめる、体験用の作り方というのがあり、そちらは気軽に作っていただけます。
もちろん、体験での作品は自宅で作ってみるのもOK!
まず、必要な道具。
作るのには、ちょっとした工具が必要です。
ニッパー
ソフトペンチ(ご自宅にあるペンチでも可)
工具はこの二つがあればOK!
そして、材料は、
ビー玉
アルミワイヤー
お好きなビー玉とアルミワイヤーがあれば、大体の物は作れます。
写真にあるように、アルミワイヤーで輪を二重に作り、その輪を開いてビー玉を挟み、二回ねじると・・・ビー玉がホールドできます。
それを繰り返し、飾りを作ったり、ビー玉をワイヤーでキャンディーのように包んだりして、様々なものを作ることができます。
詳細な作り方が欲しい場合
マーブルアートの体験での作り方は、お近くの講座で知ることができます。
マーブルアートの体験用の作り方の本も実は存在します。
ご興味がある方は、ぜひ、お近くのマーブルアート教室か、マーブルアート協会へお問い合わせください。
もしくは、私の方でもいくつか体験用の作品の作り方をお渡しすることができますので、ご相談ください。
マーブルアートで得られるもの
マーブルアートを始めて、私が体感として得られたものがいくつかあります。
1つは、沢山の人の興味を引くことができ、友人や知り合いが増えたこと。
マーブルアートでマルシェなどに出ると、作品が目立つのか様々な方から話しかけられます。
意図せず、知り合いが増えたりして、それが他の仕事につながったりということもあります。
1つは、自分の以前の作品の手芸品たちも相乗効果で売れたこと。
今は結局マーブルアートをメインで仕事にしておりますが、当時の作品たちは全てお嫁に行きました。
今でもたまにぬいぐるみを作ったり、編み物やビーズの作品を作ったりしておりますが、マーブルアート共にそれなりに売れていきます。
1つは、癒し効果。
透明のガラスと色の美しさは、眺めたり製作していると癒される感覚があります。
さらには、カラーセラピーなどと組み合わせて提供することも可能です。
うさぎちゃんなどの、表情のないビー玉の人形は、表情が無いゆえに自分の心情に合わせて寄り添ってくれます。
誰でも作れるの?
小学生から高齢者の方まで、幅広い年齢の方が楽しめます。
ただし、ビー玉の誤飲の危険のある方はNGです。
あと、指の関節が激しく痛んだり、指の力が弱い方は、ワイヤーをねじる作業がありますので、難しいかもしれません。
私のところには、
お子さんがいらっしゃる女性の方
生涯学習として趣味で始められた方
OLさんの副業のため
ハンドメイド作家さん
カラーセラピスト
等の方々が、習いに来られています。
自分時間のためとか、自分の商品に付加価値をつけたいとか、老後の楽しみだとか、お子さんやご家族に会わせて時間を使いながら隙間時間でお金を稼ぎたい方など、ご事情は様々ですが、幅広いご年齢の方が楽しんでおられます。
最後に
自分が作れるかどうか不安な方は、体験講座などもありますので、気軽に体験してみる事をお勧めします。
お近くのマーブルアート講座・教室をお知りになりたい方は、マーブルアート協会にお問い合わせください。
マーブルアート協会
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