大人のおもちゃ

私にとって言葉は大人のおもちゃの様なもの…
言葉には実は意味はないのですが…言葉が存在するからこそ言葉の意味に囚われてしまいます…
例えば愛という言葉…その言葉の概念から愛とは何かと考えるので…もともと存在しないものをあると思ったり、なくなったと感じたりするわけです…
loveという言葉を和訳する時に日本語にloveにあたる動詞がなかった為、愛という言葉が当てられました…
恋しや愛しなどの形容詞はありましたがどちらも心情を表す曖昧な表現であり、人を好きになるということを動作としてハッキリ表すのは野暮なことだったのでしょう…
人に何かを伝える時には言葉はとても大切なものですが…道具として言葉を使いこなせばいいのに…言葉がもつ「既成の意味」に支配されている様な印象を受けます…
たまには私の様に言葉遊びを楽しんだり、意味のない言葉を作ったり、ラップやscatを楽しんだりして…子供がおもちゃ箱をひっくり返す様に既成概念を壊してみませんか…
何か新しい発見があるかもしれません…