見出し画像

とろろ

書道家の米早食です…
私はよく玄米を食べているのですが…玄米ご飯に合うのがとろろ…
山の中に住んでおりますので制作活動に行き詰まり小腹を抱えたのに気付くと近くの自然薯を掘り当てて三時のおやつとばかりにとろろご飯を食べるという具合なのですが…
お腹は満たせたけど眠くなってきてどうもやる気がでないという時は皿に余ったとろろを少し肌に塗るのです…
みなさんは天然の自然薯をそんな風に使うなんてと仰天に伏してしまいますが…
肌にとろろを塗ると少しずつかゆくなってきますが掻いてしまうとさらに痒くなってしまいますのでとろろをかけた部分に少し熱いなと思う程度のお湯をかけるのです…
かゆいところを掻くと気持ちいいと感じますがこれは脳の報酬系と呼ばれるところが刺激されるためです
人間のやる気はドーパミンと深く関係がありますが報酬系が刺激される期待感が高まるとドーパミンがでてやる気が出るという次第なのであります…
一度このプロセスを物理的に行うことでもう一度書に向かってとろろのかゆみをとる小さな快楽ではなく書を書き上げたあとのもっと大きな感動を味わおう…とやる気がみなぎってくるのです…
ちなみとろろは日本では円滑油のない時代に女性の粘膜に塗り潤滑油として使われておりました…男女はむずがゆくなるためにかゆみをとろうと激しく動いたといわれております
使い方は違いますが…私にとってもとろろは円滑油なのです…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?