見出し画像

無添加を探す楽しみ

「なぜ無添加の商品など探すのは大変なのに、いまのところ続けられているのか」ふとそんなことが頭に浮かんだときに健康のため、おいしいからなどさまざまありますが、一番は宝探しと同じだからです。

添加物が入っていることが主流の中で見つける楽しみ

商品を見るときはいちいち原材料表示を見るということはもはや習慣化されているのでいまとなっては何とも思わないですが、少し前までの自分からすると考えられません。しかし見ているうちにだんだん面白くなっていき、「これも無添加でいけるの!」など無添加の商品を見つけたときに発見の喜び、生産者や企画者への感謝が溢れます。

大抵パッケージが簡素

無添加の商品に多く共通していることはパッケージが簡素だったりします。写真など使わず商品名だけ。個包装など使わずシンプルな包装などパッケージ一つとってもそこに思想を感じます。一時期無添加の商品のパッケージをおしゃれにしたらもっと良いのにと思いましたが、そうすると逆に無添加の商品が見つけられなくなるので、装飾で見せるおしゃれさは逆に不要なのだと感じています。

細く長く

誠実に商品を作り続けているところは私の感覚的に大抵細く長く商売をされているイメージがあります。大手メーカーの「ロングセラー」のような派手さはないですが、無添加なものは細く長く一定のファンが支えているのだと思います。

「ノリ」と化してきた食品に対するアンチテーゼ

無添加の商品などは決して安価ではありません。しかしそれには大量に作れない(作らない)、安易な広がりを作らないなど各メーカーに色々と意図があると思います。「ノリ」と化してきている食品に対して無添加やこだわりを実直に貫いている生産者の思想を感じそこを安易な安価だとか高価だとかを超えた何かを感じます。


今主流になっているものは生活者(消費者)が選んできたものです。そう考えると添加物が多く入っているものも結局生活者が選んできたものです。なので安易に敵視するのではなく、主流にならずとも無添加のものが主流に近づくのも生活者一人一人の選択によるものなのだろうと感じると、真剣に商品を選ばなけらばと感じます。
ぜひ商品を選ぶ際は、習慣や安易さで購入するのではなく、一度立ち止まって原材料や生産者のことを思ってみると買い物がさらに楽しくなるのではないでしょうか。

いただいたサポートは無添加商品の購入や生産者さんをサポートする費用として使わせていただきます。