株本社長の『稼ぐことから逃げるな』を読んで

はじめに

こんにちは！かっちーです。

本日は「個人の時代」を生き抜く株本氏の『稼ぐことから逃げるな』という本を紹介します。

稼ぐことから逃げるな 若者たちに伝えたい「個の時代」を勝ち抜く方法

株本氏は、早稲田卒のドイツ・ハンブルク生まれで、YouTubeで「年収チャンネル」を運営したり、会員数1500人を超えるフリーランス向けのオンラインサロンを経営している方です。

若いうちから、ビジネス戦闘力を高めていくことを継続することが大切である

現段階で、あなたがどのようなビジネス形態で働いているのかは関係ありません。

株本氏は、「会社員やフリーランスかは関係なく、大切なことは毎日継続してビジネス戦闘力を高める努力をしているかどうかが大切である」と述べています。

具体的に「30代で1000万円」など明確に目標を立てておきましょう。

フリーランスでも、会社員でもいいし、両者を行き来するのもいいでしょう。肝心なことは、あくまでビジネス戦闘を高めることです。そうすることで、仕事も、働き方も、お金の使い方も好きなように選べる＝自由な人生を手に入れる。それこそが、私の推奨するゴールです。数字としては、「30歳で年収1000万円」を１つの目安としています。p.57

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自分の限界を決めないことの大切さ

「自分の限界を決めているのは紛れもない自分自身であり、この限界への認識こそが自分の成長を妨げている」と株本氏は述べています。

上記TEDはこの著作とは関係ありませんが、「自分の限界を決めずに継続して努力することの大切さ」をより分かりやすく教えてくれるため、是非一度見ていただきたい動画です。

自分が勝てる分野で勝てばよい

株本氏は、経営者としての腕は一流ですが、労働者としての働き方はあまり評価されるようなものではありませんでした。

遅刻や欠勤、協調性の無さなどアルバイトをしていく上で周りの人々を困らせていたようです。

また長期インターンでもやる気がなく何度も上司に怒られていたようです。

しかし、株本さんはどれだけ周りから邪険に扱われようとも、自分の能力を信じて努力し続けるという点において圧倒的な才能と努力を継続しました。

自分が勝てる分野を早めに見つけて、継続して攻略をすることが成功の近道であるのです。

徹底的な合理主義と独立した思考

私は「株本氏は、徹底した合理主義者であり、世間一般の価値観に流されない独立した思考を持っている人である」と本書を読んで思いました。

例えば「東大へ行くより早慶の下位学部へ行くべきである」や「労働者で新卒で20万円の給料はコスパが悪い」という発想は合理主義者だからこそだと考えます。

日本に合理主義者は、昭和に猛烈に働いていた典型的な日本のマス層をまるごと敵に回す発言をしています。（笑）

株本がこのような発言を本で出せるのは、彼のメンタルが強いからであり、彼の本から学べることは多いと思いました。

昔笑われていたやつが大人になってから評価される

株元さんの名言、「みんなと同じは貧困行き」。

現代社会において、人と違った道を選んで愚直に努力を重ねた人が成功すると述べています。

株本氏が、フリーランスの道を知ったのも、無職期間中だったようです。

ベンチャーを辞めてすぐにコンサルで働き始めていたら、フリーランスとしての生き方を知ることができませんでした。たまたま無職期間ができ、日常とは違う場所に身を置いた結果、それを知ることができたのです。p.1270

私が面白いと思った株本氏出演のアベプラ

株本さん出演の金融関連について「２ちゃんねるのひろゆきさん」、「金融スペシャリストの森卓郎さん」とアベプラで対談している回を紹介いたします。

株本さんの合理的思考と独立した思考が前面に出ていて聞いていて面白いです。3人とも癖が強いので、ブラックジョークも大丈夫な方は是非視聴してみてください！

おわりに

株本氏の価値観や仕事への考え方が学べる本でした。読みたい方は是非以下のリンクから購入して読んでみてください！

稼ぐことから逃げるな 若者たちに伝えたい「個の時代」を勝ち抜く方法