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【感想ではなく記録のための雑文】九月に観た映画6作品(2023/9/1~2023/9/30)

今年からはじめた映画の記録。
本を読むのは実はあまり得意ではないので、映画を観ようという流れです。
アマゾンプライムは月500円だから、5本くらいは観たいなと思っています。
(先日の請求は600円でした。値上がりだー!!)
例によってアウトプットする準備は一切なく書いています。観てない人から見れば(観た人もかも)意味不明かもしれません。
どうぞすっ飛ばしてください。


ザリガニの鳴くところ

2022年公開のアメリカ映画。同名のミステリー小説は全世界累計1500万部突破したそうです。すごいね。アマゾンプライムで視聴。

ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年が変死体となって発見された。犯人として疑われたのは、「ザリガニが鳴く」と言われる湿地帯で育った無垢な少女カイア。彼女は6歳の時に両親に捨てられて以来、学校へも通わずに湿地の自然から生きる術を学び、たった1人で生き抜いてきた。そんなカイアの世界に迷い込んだ心優しい青年との出会いが、彼女の運命を大きく変えることになる。カイアは法廷で、自身の半生について語り始める。

映画.comより

 湿地がテーマということで、なんとなく手が遠のいていた話。観て良かったと思う。ひさしぶりに恋愛主軸の映画を見た気がする。人里離れたところに住んでいる人が主人公なので、登場人物も限定され、ミニマムな世界観で進めることができる。主人公の少女時代の後、陪審員制度の裁判という体裁で進む後半部分は時間軸がバラバラで流れるけどそれがわかりにくくなく、すっと入ってきた。ラストのどんでん返しも良かった。


この子は邪悪

2022年の日本映画。ちょっとひさしぶりの玉木宏と、真犯人フラグでヤバいヤツだった桜井ユキがまたもちょっとヤバい役です。アマゾンプライムで視聴。

心理療法室の院長・窪司朗の娘である花。かつて一家は交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り、母は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負い、花も心に深い傷を抱えることとなった。そんな花はある時、母親が心神喪失状態で、その原因を探っているという高校生・四井純と出会い、次第に心を通わせていく。そんなある日、花の母が5年ぶりに目を覚まし、司朗が家に連れて帰ってくる。司朗は久々の家族団らんを喜ぶが、花は母にどこか違和感を抱き……。

映画.com

 正直、悪魔か幽霊かウイルスかと思っていました。覚悟して見たけど、そういう話じゃ無いのね。なんか久しぶりの精神科医もの。精神科医ものというと相当前ですが、『催眠』という映画を思い出します。いまだに菅野美穂がトラウマ。
 オチも、ああそういうこと、と思えたものの、最近こういうのが多くて新鮮さを感じなかった。これは作品が悪いわけではなく、エンタメ市場でインフレ中なのが悪い。今より10年くらい前に出てたらもっと面白いかったかも。
 ただオチに対して、張られていた伏線が一致せず、?な部分がいくつかある。ただのホラー感の演出であればマイナスだなぁ。



パシフィック・リム

2013年のアメリカ映画。菊地凛子と芦田愛菜が出てます。アマゾンプライムで視聴。

「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が、謎の巨大生命体と人類が開発した人型兵器との壮絶な戦いを描いたVFX超大作。2013年8月11日、太平洋の深海の裂け目から超高層ビル並の巨体をもった怪物が突如出現し、サンフランシスコ湾を襲撃。「KAIJU」と名付けられたその怪物によって、わずか6日間で3つの都市が壊滅する。人類は存亡をかけて団結し、環太平洋沿岸(パシフィック・リム)諸国は英知を結集して人型巨大兵器「イェーガー」を開発。KAIJUとの戦いに乗り出す。それから10年が過ぎ、人類とKAIJUの戦いは続いていたが、かつてKAIJUにより兄を亡くし、失意のどん底にいたイェーガーのパイロット、ローリーは再び立ち上がることを決意。日本人研究者のマコ・モリとコンビを組み、旧型イェーガーのジプシー・デンジャーを修復する。菊地凛子が演じる日本人女性マコの幼少期役で芦田愛菜がハリウッドデビュー。

映画.comより

 結構古い映画なのね。天才子役、芦田愛菜が出るとかで当時は有名だったと聞きました。
 怪獣にロボットで応戦するという、何だか日本リスペクトを感じるアメリカ映画。エヴァかよと思わず突っ込みたくなる設定と、ガンダムみたいなロボットのデザイン。ラストの怪獣を駆逐してみんなが喜ぶシーンなどは、アメリカンな感じがして、気軽に楽しく見れる映画。特にそれ以上でもそれ以下でもないです。


デビルズアワー~3時33分~

2022年公開のイギリスのドラマでしょうか。1時間モノ×6話。アマゾンプライムで視聴。

ピーター・キャパルディ、ジェシカ・レイン主演、全6話の手に汗握るサイコスリラー。毎日、午前3時33分ちょうどに目が覚めてしまうルーシーは、長い間、不可解な現象に苦しみながら日々を暮らしていた。そんな中 発生した残虐な連続殺人事件の先に待つ、疑問の答えとは。

filmarksより

 いやあ、ムズイ。主人公に時々起こるデジャヴだか予知夢だかの映像や、感情の無い息子とか、どれが現実? と思いながら観ました。これどういう設定なんだろう、という話の答えは後半でやっと明らかになる。一回で理解できませんでした。かといってもう一回観るのも、わりと重い空気感なので考えてしまいます。全体的には面白かったので、誰かが観るなら二週目を一緒に観るかも。


推しの子

2023年のアニメ。漫画原作は2020年からの連載だそうで。アマゾンプライムで視聴。

とある地方都市の病院に勤める産婦人科医・ゴロー。ある日、ゴローの推しアイドルである「B小町」のアイが彼の診察室に現れる。アイはある秘密を抱えており、ゴローは彼女との“最悪”の出会いをきっかけに数奇な運命に巻き込まれていく。

映画.comより

 J-POPを作業用BGMとして流しているとYOASOBIの「アイドル」が良く流れていて、ああそういえばこのアニメの主題歌だったよな、と思って気軽な気持ちで1話を見たらドハマりしました。
 1話目は映画として公開されたのですね。1話目だけ84分ありますが、これは一気に観ないといけない内容でした。寝る前に歯磨きしながら見始めたのですが、結局途中で止められず全部観てしまった。
 最近流行りのいわゆる「転生もの」ですが、その中でもトップクラスに面白い。絵がアレ過ぎてアレルギーを起こしそうですが、そんな人でも1話だけ観てほしい。その後の展開は、アレルギーを起こさない人だけが観ればよいと思う。


メメント

2000年のアメリカ映画。アマゾンプライムで視聴。

強盗犯に襲われて妻を失い、頭部を損傷し、約10分間しか記憶を保てない前向性健忘という記憶障害になったレナード。彼は、ポラロイド写真にメモを書き、体中にタトゥーを彫って記憶を繋ぎ止めながら、犯人を追う。実在するこの障害を持つ男を主人公に、時間を遡りながら出来事を描くという大胆な構成が話題を呼び、全米でインディペンデントでは異例のヒットを記録。監督は本作が第2作の新鋭、クリストファー・ノーラン。

映画.comより

 クリストファー・ノーランといえば、「インターステラー」や「テネット」の監督。今年は結構拝見しております。そしてこの人がつくるということは正座して観ないとわからなくなるやつ。
 10分毎に戻る映画。構成が複雑な分、真面目に観ないとホントに意味不明です。短期記憶ものは時々ありますが、遡ることでサスペンスになり話が一気に難しくなる。ストーリーラインも面白いけど、どうしてもクライマックスで派手な演出、というのが難しい。どっちを取るかだなぁと思う。

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