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おうち時間に「生産」のススメ

ある日思い立って、ピアスをつくってみた。
完成したときの、ニヤニヤしながら撮った写真だ。

コロナは僕らに、時間との付き合い方を問うてきた。
通勤時間や移動時間がなくなったり、仕事が減ったり、無駄な会議がなくなったり。
いわゆる、プライベートな時間は、増えている人が多いようだ。

もしかすると、久しぶりに「暇」を味わう人もいるかもしれない。
もしくは、「孤独」をおもう人がいるかもしれない。

1年2年つづくともいわれているこの自粛。
あらためて時間を捉え直すことは、とっても有意義だと思う。


自分の時間を3分割する

完全に自己流、かつ定義も曖昧な方法論を、これから共有する。
隙だらけだし、この重箱はほとんど隅だから、ふわっとニュアンスだけでも感じて欲しい。

1. 消費

その瞬間の快のために使う時間。
YouTubeをみてゲラゲラ笑っている時間。
あくびをしながらTwitterを眺めている時間。
インスタントラーメンをむしゃむしゃしている時間

2. 生産

何かをつくる時間。
(=それ自体が楽しい時間)
料理をする、工作をする時間。
写真を撮る時間。
noteを書く時間。
旅行の計画を立てる時間。

3. 投資

将来の価値のために使う時間。
(=それ自体は苦痛な時間)
勉強する時間。
(家族のために)家事をする時間。 
筋トレする時間。


どんな時間の使い方をしたいだろう

自分の理想の時間の使い方はどんなだろう。
ぜひ一度自分なりの割合を考えてみて欲しい。

私は、理想は投資多め。
でも難しいから、生産を増やす!という方針。

投資は、分かりやすく「良い」時間の使い方に見える。でもそれだけでは続けるのが結構辛い。
私の場合は、プライベートの10%ぐらいは投資に回していたいと思う。
本を読んだり、筋トレをしたり、その時間自体の楽しみというよりも、未来のために使う時間。
もちろん本それ自体がおもしろかったりはするけれど、目的は未来においていることが多い。

生産は人生を文化的にすると思う。
料理をするのもいいし、私なら写真をとってきれいに加工する。
たまに思いたってDIYをしたりする。
集中が心地いいし、終わった後も充実感がある。
40%ぐらいだろうか。もっと増やしていきたい。

もちろん、やっぱり消費は大切だ。
人によっては浪費と呼ぶのかもしれない。
でも目的なくYouTubeをみている時間や、ダラダラと友達と話している時間は、それ自体が幸福を与えてくれる。決してなくしてはいけないと個人的には思う。
今は50%はここ。

この割合は、人によって全然違うと思う。
自分はどういう風に生きか。
もしくは今はどういう期間だろうか。

と、考えてみて欲しい。

捉え方で時間の意味は大きく変わる

例えば、家族に料理をつくる時間は、どれに当てはまるだろう。
多くの主婦は、家族の幸せのための、投資なのかもしれない。
人によっては、料理それ自体が楽しいから、生産なのかもしれない。

勉強時間はどうだろう。未来の投資に見えるけれど、私はノート作り(生産)だと思って楽しんでいたりする。

本を読むことが消費の人もいるかもしれないし、テレビを見ることがエネルギー回復のための投資の人もいるかもしれない。

同じ行動でも、捉え方で意味は変わる。
この1時間は何の時間にしようか、考えてみよう。


終わりに 生産を楽しもう

これは経済用語を適当に時間にあてはめた、(正直自分でもよくわからない)方法論だ。
でも割と良いことを言っている気もする。

経済と同じで、投資は続ければ続けるほど、複利を生む。だから毎日10分でも投資することは、きっと大事だと思う。

でも、経済と同じで、投資を続けるにはエネルギーがいる。余力がいる。できないこともあると思う。

そういうときは、投資を生産と捉えてみる。
生産は価値をつくり、充実感をもたらす。

料理も掃除も人生設計も日曜大工も、生産になりうる。

消費は消費で思いっきり楽しむ。
でも、消費だけではいつかつまらなくなると思う。
消費を少しだけ生産に回せたら、きっと素敵だと思う。

生産のススメ。

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