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Aマッソのがんばれ奥様ッソ!を見てみる 田舎移住編

こんばんは、こんにちは、begabankです。
前回に引き続き視聴率0%だったと言う番組 奥様ッソの後半を見ていきます。

ちなみに前回の内容はこちら

繰り返しで恐れ入りますが、2024年2月現在この番組はUーNEXTで視聴可能です
「Aマッソのがんばれ奥様ッソ!~芸能界のお節介奥様派遣します~」をU-NEXTで視聴


第4話〜第6話 田舎移住編イントロ


予告編を見ていないと補助線が足りないかもしれないですね、特に今回の話は。
前回の大家族編に引き続き、田舎移住編も狂気度高くかつカルト系で縄で絞められることが示唆されています。

各予告編の違和感はこんな感じ

・ピー音と共に男性の写真を真ん中に祭壇が映る
・明るくなるにつれて、絞殺跡がついた首と一瞬映る男性の写真(祭壇と同じ)
・暗がりの窓と「いやーこんなキレイになっちゃってね」と言う男性の声、縄が締まる音
・赤色の灯りの中、植物をいじる白装束の人
・こんなキレイになっちゃってねと言う男性登場=祭壇の写真と同じ
・やっぱり出てくる、窓の映像と縄が締まる音
・饅頭にガブつく女性
・真珠の数珠?のアップ(スタジオや大家族の部屋にもあった)
・再びの祭壇と男性の写真
・横たわる白装束の方と首に絞め跡の映像

Twitter予告編より

今回もあらすじはHPでご覧ください

第4話の違和感

私的にはこの話はホント胸糞クズ話なので、多少不適切な表現が増えるかもしれません。ご容赦ください。

・手助け奥様のナレーションなのに、談笑して歩く白衣装での村母・娘の映像
・東京から車で3時間=群馬、栃木、山梨、長野、静岡らへん
・式中”村” 人口は数十人
 →行政単位上の村ではなく、村を自称しているにすぎない場所とわかる
・家屋はいわゆる古民家2階建。ざっとみ5DK以上はありそう。(参考1)
・今回は父、母、娘の3人なので、家庭内不倫はない
・前回にはちゃんとなかったピンマイクが全員に付けられている。
・「やさしい村長さんを中心に〜」のナレーションで、予告編で出た男性の写真らしきもの
・村は自給自足で助け合っている
・娘は都会と田舎に対して明らかに言い淀む
・髪をかきあげる娘、その左腕には無数のリスカ跡
 →自傷行為をしてしまう=周りに助けを求められず、追い詰められた末での行動(参考2)
・上半身に関する洗濯物のみ干されている
・お願い事のフリップをちゃんとカメラに向ける奥さま
・家は築60年の大きい日本家屋と紹介される
 →出てきた部屋は居間2つ、台所、長女の部屋、夫婦の寝室と4部屋程度でしか生活していない。
・こたつの上に電卓とノート類(家計簿?)
・時刻は15:40前
・茶色いオイルが入った瓶が台所に3つ
・テレビを撤去し、携帯電話は全解約した奥さん曰く、全然不便ではない
→”暇と退屈の倫理学”に沿って考えれば、情報という消費やそれに変わる何かがない中で「なんとなく退屈だ」と感じていないこと=1つの環世界に没入した「動物」になっている可能性があること
→電波がNGの奥様のマインドからして、ワイヤレスピンマイクをなぜ受容したのか?
・電気代は6万4千円のシーンで、室内での植物栽培が趣味でそこに使うとナレーションがかぶさる。
→現地の紺野が「どこにあるんですか?」みたいなリアクションをするも制止する奥さんの映像
・娘は村では友達ができていない
・軒先にスノコ→何か湿気が溜まってはいけない場所がある?
・娘の部屋は屋根裏を改造、天井も含めてオレンジの光が漏れている
・奥のオレンジの光がある部屋は奥さんがブロック、娘もブロック
・人と話すときは緊張する、東京にいるときは友達もたくさんいる。この村には色々あるので、と娘
 →村の人と話すことには心理的なハードルがある+話せない何かがある。
・歯が抜けたギャグはややウケ
・奉納の儀=五穀豊穣、子孫繁栄を祈る
 →豊作不作は農民にとって死活の問題という位置付け?民俗学的には、「おんだ祭」のような性神事も脈々とあるため、このタイミングでは予期不安程度
・全身真っ黒の娘と対照的にすれ違う全身真っ白の知り合いの母と娘。2人とも目は合わさない。
 →娘は村八分?
・白いシャツ、ベージュチノパン、黒靴の村長登場
 →祭壇の写真の男性は村長で確定
・村長が娘の容姿を褒める間、紺野の袖を掴む娘
→というか、なぜ母親は着いてこなかった?
 →そして真珠の輪っか登場
・練習したの?という問いかけに頷く娘(※ここだったか記憶が曖昧)
・娘の舞を見て最終的に誰にするか?を決めると村長
・娘の背後に周り、家へ入るよう背中をぐいっと押す村長
・待っていると見切れるスタッフ2人
・様子を伺いにきた村人の男性、左手には真珠の輪っか
・村人の男性は白シャツ、白ズボン
・村のことを褒めたら、いきなり始まる自分語り。過去都内に住んでいて、イライラすることが多かったが、良い気に囲まれて生活することで、変われる、みんなもどうぞとマシンガントーク。
 →紺野との会話のキャッチボールはなし。
・時刻は14:50
・そこから30分後とナレーション
・髪ボサボサでノーマスクの娘登場。表情は冴えない。
・村長は巫女を娘にすると回答。理由は指先の表現や体のしなやかさ。
→オェぇぇぇ
・巫女に選ばれることをガチ目に喜ぶ両親
・次回予告で、お祭り本番というナレーションとともに、真珠の輪っか、饅頭を食べる女性、白装束で横たわる娘が出てくる。
 →お祭り=神事ではないこと、Twitter予告編で出た絞殺跡は娘であることが予期される

第4話メモ

第4話の背景として、参考情報

(参考1)

https://www.homes.co.jp/cont/living/living_00310/

(参考2)

ここまでで、娘さんから見て、村はおかしく、孤立して、辛いこと。という状況は、読み取れたと思います。

この次が見るのが辛い、、、

第5話の違和感

では、第5話もいきましょう。

・村長の写真を箪笥の上に飾る
・よく見ると奥さんも白装束をきている。(上にニットを被せているが)
・村長の家から、全身真っ白ですれ違う村の母と娘(表情は穏やか)
・巫女に選ばれた娘と左のリスカ跡
・歯が抜けたギャグをスタジオのAマッソもいじる

第5話冒頭のあらすじ

・豊穣の儀は、自宅で行うルール
・夫婦の部屋の奥もオレンジの光がある(外は明るい時間なので、暗室)
・2つの白装束がかけられている
・村長の写真が夫婦の部屋には飾られている
・時刻は17:40
・村長は全てを受け入れてくれる。傷ついた人を包み込んでくれると熱弁する妻
・娘にも白装束
・村人は1人1枚白装束を持っている
・娘の部屋の奥の部屋(オレンジの光が漏れる部屋)に凸ろうとする紺野にガチギレする妻
 →階段を上がってくる時は1人だった。妻の後ろに立ったスタッフ2人がいたことから、この人?
・紺野が開けた隙間から、白い祭壇があることが分かる
・畑が荒れているという妻
 →自給自足の村なのに畑が荒れている=自給自足は別の循環で動いている
・一家に一つは畑を持つ、キャベツやほうれん草を育てるが、、、
 →キャベツやほうれん草でそれなりに単価取れる場所は、嬬恋?
・東京の美容系の学校に行きたいという娘。ただ、そもそも東京自体に行くことすら叶わないと諦めている。
・村は自己中心的なことはNGなため
 →徹底した秘密主義と監視社会?
・饅頭作りを手伝うために台所に向かうとカメラマンが見切れる
 =カメラは2台体制でのロケ(一つは紺野密着、じゃあもう一つは?)
・村伝統という、植物を精製して作る茶色のオイルが隠し味の饅頭作り
 →植物オイル自体はよくあるものなので、、、
・オイル瓶をなん度も嗅ぐ紺野に「匂わない」と制止する夫
・饅頭は蒸して作る
・豊穣の儀での巫女はだいたい15歳ぐらいの子が選ばれる
→おエェぇぇぇ
・村の素晴らしさを聞くと、「村長の偉大さ」を語る夫。そして移住を紺野に促す妻
・都会暮らしの紺野に対して、邪気を洗い流すべきという夫婦
・大量の饅頭が3つと奥の部屋に一升瓶4つ
・儀式の準備が終わったが娘逃亡。その際、車が映った。
 →移動手段としての車は認められている模様。
・大家族編の時はそこまで内容へのツッコミが少なかったAマッソだが、田舎移住編になってからは、画面内の内容とちゃんと連動したコメントを残す
・今日なんの日だ、みんなにとって大事な日だろ?という夫と尋常じゃない嫌がり方をする娘
・ともかく嫌がる娘を無理に連行する夫婦
・夫婦揃って緊張しているだけというが、紺野が娘の前髪を避けると泣いている?
・夜の家の外観、2階右奥の部屋だけ灯りの色がオレンジ
・白装束を着る夫婦
 →素肌に着用している?
・夫婦の手には真珠の輪っか
・饅頭を勧める妻と、皆さんが揃ってからと答える紺野に、残念そうに答える
・座布団の数は13枚、村長席1、それ以外12という構図
・ハイテンション村紹介バツイチおじさん登場。普通にお辞儀。全身白いが、夫婦が着る物とは異なる
・予告編で散々擦られていた饅頭ぱくつきネキ登場。真珠の輪っかを左手にお辞儀をするも、やり方が独特。来ている服も真っ白だが、夫婦が着ているものと異なる
・巫女候補だった?ネキとその母親も登場。バツイチおじさんと同じようにお辞儀。全身白い。着座する際に夫婦と談笑。(=ムッスメとは目線すら合わせなかったのに)
・なんやかんや来たようで、参加したのは12名+紺野+番組クルー
・村長と娘登場、奉納の儀を行うと村長の宣言。衣装は夫婦と同じ白装束+素肌
・2階に上がる村長と娘。舞を巫女が舞う、村長と2人きりの空間で。
 →つまり、巫女と村長による秘儀であると確定
・饅頭パクつくネキ実食。そこから皆さん饅頭食べる。今年の味は?と聞くも、無言で味わうバツイチおじさん。
・夫婦と同じ白装束の方が映る。
・儀式は30分、集まった人で饅頭とともに歓談する。
・紺野が真珠の輪っかをパワーストーン?と聞くと「数珠」と全員でツッコミ
 →ここで宗教的な意味を持つアイテムであったと確定
・30分後になっても饅頭は減っていない
・バツイチおじさんが、去年は巫女が逃げ出したと暴露
・場がしょうがないことしたよね〜と、当事者にしかわからない会話をしていると聞こえる娘の悲鳴
・両親ともに2階に駆けつけ、心配する紺野を大丈夫ですとなだめる村民
・しつこく紺野が悲鳴を確認するも、聞こえていないとシラバックれる村民
・戻ってきた村長が胡座で上座に座り、饅頭を食い、参加者にも勧める
・村長が勧めてから、本格的に饅頭を振る舞い始める
・2階に行こうとする紺野を制止するバツイチおじさん
・ここで、ロケ終了のクロージングへ
・ナレーションは”厳かな”と流れる。
 →紺野と村民で噛み合わない雰囲気だけは流れる

第5話メモ

そして画面に出る「式中村の儀式で村長に差し出された莉々子が、村長を拒絶し殺害された」というテロップ。。。

第6話(結末)

ニュース速報の画面にて、式中村の特定団体ワイマグ会の榊原容疑者ら職員15人が死体遺棄の容疑で逮捕されたと出る。遺体は中学3年生の莉々子さん、、、
11日午後8時ごろ 榊原容疑者が暴行を加えて首を絞めて殺害したと読み上げられる。加えて一ノ瀬さんの自宅や周囲から大麻栽培があったことも伝えられた。
そのため、大麻取締法違反でワイマグ会職員10名を再逮捕。

→事件当日 あの場にいたのは村長を含めて13人、つまり他に2人が死体遺棄に関係している。また、大麻取締法違反での逮捕は、所持、栽培、譲受けなどが範囲であるものの、文脈からして栽培していた10名が先ずは再逮捕されたと考えられる。

田舎移住編まとめ

ホントに改めて見て、胸糞悪い話でしたね。
ワイマグ→まぐわい
式中→しきなか→なかしき?

メインストーリーは、大麻を使ったカルト教団に心酔した両親の犠牲になり、惨たらしく理不尽に亡くなった少女と、中出しキメセクを楽しむクソ村長と謎のルールでおかしい村の人たちのお話。

ここからは考察

1.都内で働いていた夫がパワハラで心を壊し、家も荒れる。
(∵夫が移住する前はパワハラがとストレートに語っていた)

2.(おそらく元々スピってる)奥さんも荒れてしまい、どこからかの勧誘でワイマグ会にハマる
(∵電波が体に悪い、邪気が都会には〜云々)

3.奥さんの勧めもあって夫も無事ワイマグ会にハマる
(∵両親ともに村民と会話していた)

4.式中村に移住

5.式中村は村民が大麻栽培を行い販売することで生計を立て、また大麻を常習的に使用することが実態のカルト教団が牛耳る場所であった
(∵自宅での高額な電気代やオレンジの光、
そもそも大麻栽培は重労働、畑を持っていて畑仕事は村民ならMUST、饅頭に対して今年の味は?と聞く、夫はWEBデザイナーと紹介されるのに家のどこにもPCがないことから、仕事場が別にある/村長の写真を飾っている、村長が素晴らしいと語る、白装束にも階級がある?(饅頭ぱくつきネキだけ凝っていた、宗教における装飾の多さや色はグレードが決まっていることが多い)、自己中心的な行動はNG)

6.中学生だった娘は、大麻でハイになった人との会話が怖く、村には染まらない
(∵東京との比較で言い淀む、バツイチおじさんの様子、村長宅から出てきた2人が、娘と目線すら合わせなかったこと=仲間ではない)

7.加えて、奉納の儀における巫女候補になり、練習をさせられる。その内容が、簡単に言えば性儀式であったこと、大麻を使うことによる洗礼であった。当然逃げ出したいが、逃げ出すことが無理なことに加えて両親も狂っている(おそらく練習として夫で前戯はした)ため絶望し、娘はリスカをすることを繰り返す。
(∵ワイマグ会→マグワイ、村にとっても大事な日と繰り返す夫、練習したの?と聞かれて頷いた娘、舞の最終選考で明らかに髪が乱れていたこと、何度も映る左手のリスカと数珠は左側(数珠(=ワイマグ会)への拒絶とも見れる)、東京に行くことすら諦めている発言など)

8.そんな中、番組スタッフにもワイマグ会の職員がおり、プロモーションも兼ねて式中村にテレビ企画の一環としてやってきた。
(∵スタジオの数珠、カメラ2台体制の不可解さ、電波を拒絶する妻にワイヤレスピンマイクがついていた(=村の良さを伝えるが優った)、紺野が娘の奥にある栽培部屋を開けようとすると何故か奥さん登場(=職員のTVクルーが伝えた))

9.大家族編と同じくテレビ企画の中で①〜⑦の爪痕がバシバシ映り込む

10.話は奉納の儀に向けて加速していく。最終選考で、村長が今年の巫女を長女に決める。
(∵まぁ、本当に気持ち悪かったよね、意味がわかった上で指先とか身体のしなやかさとか15歳の子に対して、、、クズ)

11.奉納の儀当日、準備として大麻オイル入り饅頭を作る+大麻入りドブロク的なものは持ち寄られる
(∵饅頭に練り込んだものが植物由来の茶色いオイル、村長が戻ってきた際に紺野以外にはコップに注がれている濁った茶色かかった白めの液体(このカスなイベントに意味を持たせるなら、饅頭は無病息災、ドブロクは神に奉納するものかつ洗礼を受けたもののみ))

12.巫女として生贄になった娘とロリコンクズ野郎村長が奉納の儀に入るが、娘は拒絶し絞殺される
(∵古来から土着信仰として性を神聖視し、神に五穀豊穣・子孫繁栄を願い、生娘を捧げるというのはあるのですが、、、性神事としてあるパターンは「おんだ祭」のように最後まぐわって中出し決める(当然模擬で)という演目もあります。また、父親の村にとっても大事な日と強調していたことから、村の洗礼=大麻が絡むと想定されます。つまり、今回の奉納の儀は村長による大麻を使ったヤク中中出しキメセクであるわけです。/2階の栽培をした部屋にある祭壇で行われたと考えられます/Twitter予告編も含めて、オレンジの明かりの中横たわる娘、そして締め跡、縄で締める音が出ていたのでそうなんでしょう)

13.暴行して絞殺して横たわる娘に発狂することなく、紺野を村長と見送る両親。
(∵完全に狂気の世界の住民である両親。信仰や理念を信じ込むという決断をして思考停止した人間はたしかに恐れから逃れていますが、、、)

14.村長も含めたあの場にいた13名と番組スタッフであった2名も手伝い、みんなで娘の死体を遺棄。その後発覚。

15.番組スタッフ逮捕に伴いこの番組も打ち切り


最後の謎

この番組自体がワイマグ会のプロモーション番組であったのか?

私は、この見方には否定的です。
確かに番組スタッフがワイマグ会に関与しており、演出の偏り?(Aマッソのコメント)や大家族編での数珠といったヒントはあります。

ただ、その場合は、CM提供について触れる必要がありますし、演者も関係者という形になりますし、今回の逮捕はあくまで足切りというテイストになります。

また、大家族編での長女が逃げた巫女であるというのも読み解ききれませんでした。あの養生テープで封印したタンスの中が白装束であれば正解です。(巫女=15歳ぐらいというセリフから、年齢的にはむしろ次女なんじゃない?とも思いますが)

ただ、その場合、大家族編の両親ともに大麻中毒者であるはずですが、それを匂わすものは見つかりませんでした
なので、大家族編と田舎移住編の繋がりもあるのかも知れませんが、今回の番組の中では、それを示唆する表現は明確にはなかったため、わからない。が結論です。

以上、長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
次は、このテープ持ってないですか?を見たいと思います。

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