見出し画像

私のオタクスタンス

とかいうテーマのはてなブログが、ジャニーズ事務所所属アイドルのオタクの間で一時流行っていた気がします。当時は2010年代後半くらいで、まだ「推し活ブーム」は到来しておらず、かつスノストデビュー以降の競い合う消費(の顕示)が一つのスタイルとして確立する前であったと記憶していますが、なぜあの時各自のオタクスタンスを表明するブログが流行っていたんですかね。

当然交わらない意見というのは世の中にたくさんあって、それで全然いいのだけど、その人の根本的なスタンスが分かると(だからそういう思考や意見になるのね)と共感はしないけど腑には落ちる感じはあるかなと思うので、自己紹介がてら書いておこうかなと思う次第です。

好きなアイドル

ジャニーズJr.内のユニット「7 MEN 侍」所属の矢花黎くんです。

本題 私のオタクスタンス

ソースを無くしてしまったのですが、以前歌広場淳がアイドルオタクのお金や時間の掛け方には主に2種類あって、アイドルのための「応援」に比重を置くタイプと、そのアイドルを自分が「観る」ことに比重を置くタイプとがいるというようなことを言っていた気がします(私が勝手に解釈を捻じ曲げでいたらすみません)。どちらかに寄っている人もいれば、中間の人、ケースバイケースの人もいるのでしょうが、自分はかなり観ることに重きを置いているタイプだなーと思います(ロボットじゃないので、例外的な行動もあるけど)。観る権利(チケットだったり、雑誌だったり)に対して、鑑賞の対価としてお金を払っているというか。書きながら、アイドルはモノじゃないのに、芸術品みたいに鑑賞だとか書いていて気持ち悪いなぁと思いました。自分の気持ちを文章にするということは自分の認知を客観視することでもあるのかもしれません。

このnoteで書いていることもツイートも、自分の鑑賞記録として思考を整理するためであって、好きなアイドルのための行動によるものではないです。だから私の文が好きなアイドルのためにならないかもしれないとか、こういうふうに書いた方がアイドルのためになるとか言われると、いやアイドルは自分自身の魅力で仕事をとってきてくれよと思ってしまうし、それだけ彼の魅力と仕事を呼び込める力量に信頼を置いています(また彼自身の魅力によって応援が得意なタイプのオタクも増えていってると思います)。
アイドルのために頑張ってる人を否定してるんじゃなくて、オタクスタンスが違う場合、(お互いに)行動を変えるのは難しいよーということが言いたいです。

でも私が誹謗中傷を始めたり、建設的批判の範疇を超えて自分の理想通りじゃないから失格だとか騒ぐようになったら、SNSやnoteのやめ時だよとこっそり教えてくれると嬉しいです。

最後に、歌広場淳の寄稿を探そうとして代わりに見つけた、戸田真琴さんの寄稿を自戒として貼っておきます。

戸田真琴と考えるアイドル業界の歪み。一方的に夢見るだけじゃない「推し活」を


おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?