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この3か月読んだ本の簡単レビュー

アーユルヴェーダを学ぶ3か月の間。アーユルヴェーダ関連強化月間として、色々な本を読んでました。忙しい皆さんと私の時間分をシェアして、お役に立てればと思いました。気になった本を借りてみたり、逆にお勧めがあったら聞きたいです~♪

〇本を借りる
出来る限りミニマリストでいたいので、読む本は9割は図書で借ります。気に入ったらまた借りて読み、本当に必要な場合は買います。
図書で借りたため、読みたい本がない、借りれるまでの待ち時間があり、この本の並びとなりました。
私は、このジャンルをまとめて読む!→次のジャンルをまとめて読む!→こんな読み方をしています。一度に色々と知り、違いなども楽しみます。

〇私が読書する理由
メタ認知について少しお話を。活用しているの一つの方法―私の場合、読書です。私の場合読書は、自分が学びや行いを客観視するために使います。自分を客観視する力、それをメタ認知ととらえますが、それは訓練をすれば高まってきます。ヨガやアーユルヴェーダはまさに、メタ認知を鍛えるのに役立つと思っています。そうすれば、知識などが偏らず、いつでも世界の広さを受けいれ、自分の考えを柔軟に保つことに役立てるのではないかと思っています。

~アーユルヴェーダ関連で読んだ本~
*上馬塲 和夫/著 西川 眞知子『インドの生命科学アーユルヴェーダ』  農山漁村文化協会 1996.3 &2017.3
→アーユルヴェーダの細かいところが知りたい!とりあえず包括的に詳しく!であれば、まさにこちらがおすすめです。これを読まずしてアーユルヴェーダは語れない?!本当に知識そのものです。


*たかの 友梨/著 上馬場 和夫/監修『アーユルヴェーダ美人道‥ 』エビデンスコーポレーション情報センター‥ 2006.6
→とにかくまとまっています。こちらの本は女性の美容とアーユルヴェーダ、読みやすく、セルフトリートメントについて細かく書かれています。混合体質についてなど、とにかくまとめ方が上手です。おしゃれでわかりやすい。アーユルヴェーダを知りたいと知人に気軽に言われたら、この本をお勧めするのもありです。


*神藤 多喜子『デリケートゾーンケアの教科書』2020.1
→女性の身体のケアについて、実はアーユルヴェーダ的視点から書いてある。日本風にアレンジされていることと、アーユルヴェーダの専門用語を最低限にしているところ。すごい!この本も女性のセルフケアとして他の方にお勧めできるかと思います。

*アン・マッキンタイア/著 上馬塲 和夫『アーユルヴェーダバイブル 』ガイアブックス 産調出版 2013.1
→上馬塲先生が海外の本はよく監修されていますね。ガイアブックスのバイブルシリーズ大好きです。知識ぎっしりまとまっています。一点だけ、こちらのスパイスの効用はちょっと間違っている指摘を見かけましたのでご注意を。それ以外は日本ではなじみのない本格的なスパイス活用法など濃い知識が載っていました。

*雑誌 Yogini(Vol.35)『ヨガのためのアーユルヴェーダ』
→アーユルヴェーダの特集があったので読みました。カラフルでわかりやすく、知識が多いアーユルヴェーダを雑誌がどうまとめられているか、勉強になります。ヨガの先生の食事が載っていて、アーユルヴェーダの食事改善のワンポイントが素晴らしいかったです。もっとこんな雑誌が増えてアーユルヴェーダが身近になってほしいです。

*蓮村 誠 (監修)・TJMOOKムック『毒をためない食事法』 ムック014/2/2
→蓮村先生もアーユルヴェーダの著書を多く出されています。雑誌でしかも120もの食材のdoshaについて書かれています。こんな本出てたんですね。勉強になりました。


*ゴピ・ウォリアー/共著 ハリッシュ・ヴ『アーユルヴェーダ式ライフスタイル : 心と体と精神のバランスを保つ』ガイアブックス 2019.12 
→一冊でアーユルヴェーダについてコンパクトにまとまっている。分厚くなく読みやすい。アーユルヴェーダってなんぞや~?全体像をつかみたい人が読みたい1冊です。


*幡井 勉 『インド伝承医学 アーユルヴェーダ健康法―体の毒素を追い出し、自然治癒力を高める 』(ごまブックス)1994/9/1→日本ア―ユルヴェーダ学会、上のインドの生命科学アーユルヴェーダの著者の上馬塲先生もそうですが、日本のアーユルヴェーダを率先する方のおひとりでした。小さな本ですが、すごくまとまっています。私がまだスクールに入る前に、最初に手にしたアーユルヴェーダの本でした。濃すぎる内容ですが、素晴らしい本です。


*蓮村 誠 『かんたん毒だし健康法 』洋泉社 2018.1
→蓮村先生もアーユルヴェーダ関連著書です。シンプルなアプローチ。一般向けでわかりやすい。

*蓮村 誠 『 毒を出す部屋 ためる部屋 体調がよくなり、運気も上がる35の法則』 2016/4/25
→アーユルヴェーダ観点からの生活環境改善。これを読んで、部屋掃除と断捨離をしようと思いました。アーユルヴェーダの知識を簡単に、1つ1つの本で伝えられていて、このアプローチの仕方は勉強になります。

*貝原 益軒/著 蓮村 誠/編訳『新釈養生訓 』PHP研究所 2014.6
→和ゆるベーダな考え方の勉強に。日本の考え方や日本に対する見方がより深くなります。

*幡井 勉/著『アーユルヴェーダの世界 : 21世紀の医療統合医療へ向けて』出帆新社 2003.10
→症例などが豊富です。しかしまだ、わたしにはまだ難しい内容でした。アーユルヴェーダの奥深さを感じます。

~アーユルヴェーダをさらに豊かに、知識+α~

*ラルフ・クィンラン・フォード/著 上馬塲『チベット医学の真髄 』ガイアブックス 産調出版 2009.1
→なんと上馬塲先生が監修してるんです。大学名や、アーユルヴェーダ施設を調べれば、本当に色々とつながってきますよ~!わたしはこうゆう歴史、エリア、大学や人のつながりなどの縦と横のリサーチが大好きです。話し戻しますが、チベット医学はアーユルヴェーダと原理は共通する部分が多いです。3ドーシャ、脈診、舌の状態、尿の状態、ハーブ、ヨガ、いやいや本当に面白いです!私は、我々のルーツ的に必要な知識であるともと思っています。おそらくもう一回借りて読みます。

*ペネラピ・オディ/著 玉嵜 敦子/訳 『中医学バイブル : 伝統中医学の治癒力を発見できる決定版』ガイアブックス 産調出版 2012.1
→中医学も面白いです。マルマの位置とつぼ。気血水とdosha。ヨガと太極拳。本当に面白いです!

*ヴィクトリア・ジョーダン・ストーン/著『世界のベストマッサージテクニック 』 ガイアブックス 産調出版 2011.10
*スーザン・マンフォード/著 千代 美樹/訳『マッサージバイブル : マッサージガイドの決定版 』ガイアブックス 産調出版 2010.8
→ガイアブックのバイブルシリーズです。マッサージの色々が勉強になります。インドマッサージについても書いてますよ。

*エレノア・マッケンジー/著 石井 礼子/訳『レイキバイブル : レイキ法ガイドの決定版 』 ガイアブックス 産調出版 2010.2
→レイキの資格も持っているので、アーユルヴェーダ、ヨガが知識としてつながります。レイキは人にパワーを与えます。上のマッサージでいうと、自分と相手の気のやり取りの部分のマッサージにも応用できます。

ハーブの本
*ステファン・ブチャツキ/著 岩田 佳代子『ハーブバイブル : ハーブを育て、味わうガイドブックの決定版』 ガイアブックス 2018.7
*アン・マッキンタイア/著 鈴木 宏子/訳『プロフェッショナルハーブ療法 』ガイアブックス 産調出版 2012.1
→ハーブについてはまた今度まとめます。


~伊藤先生シリーズ~
→フィールドワークの分野では伊藤先生の本が素晴らしいと私はと思っています。旅をして、現地の人と交流し、暮らし、食べて、優しいアート、濃ゆい経験がぎゅっとつまっている。それに伊藤先生の絵はアーユルヴェーダ関連の雑誌や記事で目にされたことも多いのではないでしょうか。
*スーザン・ジェーン・ビァーズ/著 伊藤 『インドネシアのアーユルヴェーダ : 楽園のトリートメントジャムゥ』出帆新社 2006.6
→コロナ次第ですが、私の来年度の赴任先になります。なので、ぜひ読みたかった本。アーユルヴェーダの影響を受けて、独自に発展したインドネシアの自然科学。ハーブ・スパイス・植物を使った療法に興味があればぜひ!こちらでもウコン大活躍ですよ~!
*伊藤 武/著『ヴェールを脱いだインド武術 : 甦る根本経典『ダヌルヴェーダ』 出帆新社 2004.6
→アーユルヴェーダのアビヤンガなどは、インド武術の練習前やけがを防ぐなど文化と密接な関わり合いがあります。またマルマと急所の密接な関係も、伊藤先生の他の著書にもありますが興味深いです。
*伊藤 武/著『全アジアを喰らう 』講談社 2002.3
*伊藤 武/著『図説インド神秘事典 講談社 1999.11
*伊藤 武/著『スパイスの冒険 』講談社 1996.8
*伊藤 武/著『こころを鍛えるインド 』講談社 1995.11
*伊藤 武/[著]『身体(からだ)にやさしいインド : 神秘と科学の国の「生きる知恵」』  講談社 1994.9 

~呼吸法やムドラ―、ヨガの勉強などなど(ここはたくさんありますが。。)~


*ビラード・ラージャラーム・ヤージニク/『インドのヨガ 偉大な師たち : ヨガ2500年の足跡 : 紀元前500年から21世紀へ 』ガイアブックス 2014.11
→ヨガの系統や、今日の大まかなヨガがわかります。私はこの本がとてもわかりやすくてよかったです!おすすめです!

*ティモシー・マッコール/著『メディカル・ヨガ ヨガの処方箋』 バベルプレス 2011 →おすすめです。ヨガの先生の選び方から、呼吸法、アーサナ、について丁寧に解説。健康な人のためではない人のヨガもある、そんな観点からやさしいアプローチ。腰痛。頭痛など症状別にヨガの処方箋が書かれていて勉強になりました!!

*ルーシー リデル 『ヨーガ本質と実践』ガイアブックス
→これはRYTの課題書でしたが、読み返してみると本当に面白い。アーサナの順番、呼吸や瞑想について大変参考になりました。

*ジョゼフ・ルペイジ/共著 リリアン・ル『ムドラ全書 : 108種類のムドラの意味・効能・実践手順 』 ガイアブックス 2019.3
→アーユルヴェーダとヨガをされる方は、この本の面白さがわかるはず!好きなムドラ―さがしはこ知らを読んで試されてはいかがでしょうか。

*アラン・ハードマン/著 池田 美紀/訳『プロフェッショナルピラーティス 』 ガイアブックス 2015.1
→すごく丁寧です。キャット&カウなどのピラティスの方も気になり、読んでみました。立ち方と姿勢などに関してすごく丁寧です。後ろに開業の仕方まで載っています!

・・・

全てに理由を求めたり、全体像を把握したい私は、結構めんどくさい奴だなと自分で思います。この徹底的なところとか、情熱的なところ、理屈っぽいところはPittaのエネルギーが優勢なんだなと思うと、自分がかわいいやつに思えてきました。。みなさんは私がぐあーっと調べたり書いたものを、右から左に流して、必要なところだけひろってやってください。笑。お役に立てれば幸いです。

また上げていきたいと思います~:)



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