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You and Me, Baby

2006年出版されたかなり古い本ですが、私は時々読みたくなる作品。赤ちゃんと、お父さんやお母さんとのやりとりを写真と短いテキストで書いたものです。写真に出てくるベビー(色々な人種の赤ちゃんがモデルになっています)が本当に可愛くって、見てる方は思わずにっこりになります。

私は赤ちゃん用のストーリータイムはちょっと苦手で、それでも月一回くらいはするのですが、できれば他のストーリータイムをやりたい方です。
第一の理由は、トドラー以上の子供は反応がわかりやすいけど、赤ちゃんの場合、楽しいのか、つまらないのかちょっと分かりにくくて、保護者の方の反応を見るしかないこと。赤ちゃんがぐずっていても、ストーリータイムが嫌なのか、ただ疲れたり、お腹が空いたりしてるのかわからなくて、対応策がこちらにはないこと。赤ちゃんはたいてい歌が好きなので、一冊短い本を読んで、歌、歌、歌、で終わる15分です。

また、赤ちゃん用のストーリータイムと銘打っていても、実際に参加するのは2-3歳児がほとんど、みたいな状況も時にはあるので、そうなると臨機応変に本も変えたり、歌もお母さんが抱っこしてバウンスする系の歌から、自分が動いてたり手遊びをする歌をしたり、とにかく臨機応変な対応が求められます。そんな状況に備えて、いつも本は数冊用意しますが、プログラム全部替えるのは難しいです。同僚の中には幾つでも子供向けの歌を歌えちゃうという人もいて、その場であれがダメならこれで行こう!みたいな対応が上手な人もいますが、私は下手さを練習量でカバーみたいな職員なので、そういうのは困る。

また、読み聞かせ本のセレクションも悩みの種。赤ちゃん用の絵本はボードブックが多いのですが、ボードブックだと小さすぎてストーリータイムには向かないのです。絵がはっきりと大きくて、テキストがごく短いという普通のサイズの絵本はそうないので、私はいつも探してます。

赤ちゃんのストーリータイムはやはり、お母さんとくる子供がほとんどです。赤ちゃんとお出かけするのは大変なのに熱心に来てくださる常連さんに感謝です。

これは私が大好きな赤ちゃん用の歌。お母さんが赤ちゃんの手や足先、おへそをそっとタッチするという、優しい時間が流れる歌です。


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