見出し画像

Balance the Birds

Kawaii という言葉を、アメリカで聞くようになってどれくらい経つだろう。グエン・ステファニが原宿ガールズ(これも今になっては問題の多い歌)を歌っていた頃にはKawaiiはもう入ってきていた気がします。

アメリカキャラの可愛さと、日本のKawaiiは風味が違って、Kawaii テイストはアメリカでも市民権を得ていると思います。アメリカでも、かなり前からハローキティーは人気があるし、日本(というかサンリオ)風の可愛いキャラはアメリカでも特に女の子に人気です。猫のプシーンなんて初めて見た時、サンリオだ!と思ったくらいだけど、アメリカで生まれたキャラで、人気者です。この子もkawaii文化から派生したんでしょうね。

プシーン

この本を初めて見た時、こういう可愛いキャラ系の絵本は珍しい、と思ったのです。読んでみると、これはSTEM(科学、テクノロジー、工学、数学)系の内容で、木に止まった鳥たちをどう配置してバランスをとるかという絵本。

大人からしたら非常に簡単ですが、普通の小さい子はまず天秤とか見たことがないし、バランスという概念がなかったりするのでその辺を説明してから、鳥が動くたびに、木はどっちの方向に曲がるかなー、と質問すると、上半身を曲げる子供たち。可愛いです。

サイズが小さめの本ですが、絵ははっきりしていて、短いのでストーリータイムには向いていると思います。コンセプトが難しいから3歳以上の子供向けでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?