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幼児のためのひらがな練習「アソビーず」

私たちは、幼稚園・保育園で課外授業「ビーずクラブ」として読み書き・算数の指導をしてきました。「ビー(Bee)」は「蜂」の意味ですが、羽をたくさん羽ばたく様子を「学習」になぞらえて名前を付けております。「学ぶ」は「まねる」という意味で、「習う」は「羽を百回羽ばたかせるくらい繰り返し行う」からできています。
幼児期に正しいことばや書き方など繰り返し習うことで、日本語の基礎学習がしっかり身につくことを目的に進めております。

すべてのこどもが持っている3つの能力

ひとつ目は、「丸暗記能力」が優れています。生まれてから3歳までが丸暗記能力が高く、9歳くらいまでは、どこの国の子供たちもこの「丸暗記能力」は備わっています。生まれてからその国の母国語を身に付けるためには必要な能力になります。小さいころから繰り返し同じ言葉を真似しながら母国語を覚えていきます。
暗記する力は、大人より優れているといわれます。ただし、9歳くらいからだんだん大きくなるにつれて低下していくようです。

ふたつ目は、「繰り返しが大好き」という能力。
絵本を読むことや、動画を見たり、ゲームをしたりする中で、気に入っているもの、よくできるもの、楽しいものほど何回でも飽きないで繰り返しやっています。覚えたての言葉を、得意そうに何度も繰り返して言ったりするのもそのひとつですね。そうすることで自然に身につくようになります。

みっつ目は、あらゆるものの共通点を見つけて使い出します
たとえば、信号の色を覚えようとしたとき、「青い信号」「黄色い信号」「赤い信号」などと教えると、形容詞の共通点を見つけてピンクに「ピンくい」など自分で言い始めたりすることがあります。
このような思考を「演繹的思考(えんえきてきしこう)」と言い自然と身に付けていきます。もちろん、間違って覚えたりしたものは修正してあげないといけませんけど。

正しいひらがなを動画で覚える。

母国語を覚えることと、日本の文化である「ひらがな」を書くということが日本に生まれた子供たちにとって当たり前に学ばなければならないわけですが、子供たちにとってひらがなを正しく、読みやすい文字に書くことはとても難しいことになります。
見よう見まねの文字がいったん身につくと、大人になってもなかなか直らないものです。
幼稚園・保育園の課外教室では、講師が指導しますが、どうしても授業に参加できない方や、おうちでは保護者がなかなか教えたりできないことがあります。そのような方たちに、何とかおうちで楽しく、簡単にひらがなの練習ができないものかと考えておりました。

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次の投稿で紹介したいのは、おうちでできる「ひらがな練習」をアニメーション動画で作成いたしました。
46文字の書き方「トメ、ハネ、ハライ」を「ひらがな文字46の魔神さん」が教えてくれます。




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