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自分に目を向けるんだ。カズ「サッカー人として」(日経新聞)

サッカー人として、2020年初稿。

私生活であり、私たちの日々の生活にも言える戒めというか、問い。


彼は活躍している、なのに自分は……。
現役でいれば、そうしたものにとらわれ自分を見失うときもくる。プレーがさえない、出場機会に恵まれない、私生活が気にかかる。すると人間はひとのせいにしがちだ。監督が、仲間が、リーグが、社会が、時代が。そうじゃなく、「お前はどうなのよ?」と自分に矛先を向けてみるといい

人のことを棚に上げて、というのは日々の生活でもよくあることだ。

自分に集中する。やるべきことをやる。人間だから愚痴をこぼしたくもなるし、独りで抱え込むのはマイナスだとも分かっている。でも弱音などは表に出したくない。乗り越えるべき敵は、自分なんだよね。やっぱり、僕は自分に負けたくない。

乗り越えるべき敵は、自分なんだ。これ、ほんとですよね。あー辛いな、眠いな、諦めちゃおうかな、結局は自分自身と戦って、ある判断をして生きているんだろうな、と。

2020年もカズさんを見習って一歩すつ、前に進んでいこうと思います。


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