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2023年、テレビでたくさん唱えられた魔法の言葉

今日は12/28。2023年もあと数日。
今年も沢山のニュースがありましたね。
個人的には、国内は、ジャニーズ問題やビックモーターかなぁ・・・
(当時の社長の「ゴルフを愛する人への冒涜」発言が私の爆笑大賞です)
海外では、ウクライナとパレスチナの戦争ですね・・・
日本では耳を疑う悪事が明るみになり、
海外では、長年の問題が顕在化、先鋭化して、来年以降が心配です。

唯一のいいニュースは大谷君かなぁ・・・

ほんと、良くないニュースが沢山ありましたが、
国内で発生した事件では、その記者会見で、いつでも、
「再発防止」という言葉が協調されていました。

私には、それが魔法の言葉に聞こえます。
私たちを煙に巻く魔法の言葉。
それさえ言っておけば、悪事をそれ以上追及されない魔法の言葉。
特に、
政治家の「再発防止」は、
「それを問題だと思っていないから、適当に胡麻化しておく」
という意味でよく使われます。

何をやっても、再発防止という何かをやっておけば済むのでしょうか?
法律上の罰則さえ履行すれば、いいのでしょうか?

私がむかし所属していた銀行では、
何か間違いがあると、再発防止として、
「再鑑」(別の人が確認する作業)を増やしていました。
普通、再鑑者は一人なのですが、何か間違いがあると、
再鑑者が二人、三人、四人と増えていました(ハンコが4つ並びます)w
それで、人員も増えて、専門性も上がらず(再鑑要員と言われてました)、
余計に人任せになり、仕事の質も社員の質もどんどん下がっていましたw
日本のメガバンクですらそんなもんです。
問題の本質より、対処療法。
日本て、いつもそんな感じ😢

何が問題だったのか?
何故そうなったのか?
正確性と質と効率、それを最大化する仕組みはどんな形か?
システムと人的能力の最適な組み合わせは?

そんな議論は一切ありませんでした。
マネージャーや管理者も、現場知識も人望もないし、
部下の機嫌を気にして、安直な対応しかできない。
そして、会社全体が、議論する時間も意欲もない、そんな空気でしたね。

仕事や会社に対する熱量は全く感じない本社でした。
それでも会社は回っています。
が、私は一人で怒っていて、よく周りからなだめられていました。
私は昔から変わり者でして・・・(;^ω^)


2023年で数多く開かれた記者会見で発せられた多くの「再発防止」には
どんな議論があったのでしょうか?

一番重要なのは、
「再発防止」の中身と、そこに至るまでの原因分析と議論だと思います。
民間企業では、機密性が高い内容なので詳細は開示されないでしょうが、
その過程なくしては、別の問題が必ず発生します。
ほんとに必ずです。

ただ、民間企業の多くはサラリーマン社長で、
数年問題が起きなければいいと考えがちです。
オーナー企業だって、
本気で改善しようとする社長は少ないかもしれません。
短期的な売上や利益が最優先ですから。
問題の本質を見極めて改善する仕事なんて、
短期的な利益にはマイナスですからね!

真面目な人ほど疲れるだけ。
そんな社会ですね。
「もう、いいや・・・」
って、つぶやきたくなります。


でも、



2024年は、
自分や社会が元気になる、魔法の言葉を発することができたらいいな。
自分や社会が元気になる、行動を起こせたらいいな。

どんどん経済が縮小し、人口も減少し、
物価だけ上がる、閉塞感漂うこの日本でも、
私が大切にする人達は前を向いてる。
うち店の若いバイト達も夢を追って頑張っている。

日本を捨てて、社会を捨てて、世捨て人になる前に、
身体と頭がまだ動くうちに、
2024年はもっと行動してみよう。
私はそう思っています。

あなたの2024年の抱負は、何ですか?


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