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古代祐三が訊く! セガサウンドの秘密【第1回 】前編 セガ・川口博史(Hiro師匠)インタビュー(聞き手・古代祐三/文・鶴見六百)

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古代祐三さんといえば、まぎれもなくゲームミュージック界のレジェンドの一人ですが、その原点は、ゲームから流れる音楽が大好きなあまり、自分のパソコン上でその完全再現を目指すところから始まりました。そんな彼が今回、やはりレジェンド中のレジェンド、Hiro師匠(川口博史さん)にインタビューをします。今回は対談ではなく、なんと古代さんがインタビュアーとしてHiro師匠に話を訊くというスタイル。好きが高じて再現するまでした、まさにその曲を創った人に対して、古代さんは一体どんな話を訊くのでしょう? かつてないほどコアでディープな内容をお楽しみください。(2022年2月7日・リモートにて収録)


古代祐三が「自分が読者だったら読みたい」記事

──それではよろしくお願いします。
Hiro 対談ではなくインタビューなの?
古代 ええ。当初は私のコラムはどうか、という打診を(編集部から)受けていたんですけど、今まででだいたいネタは出し尽くしてしまっていまして(苦笑)。なので自分が読みたいものだったら面白いんじゃないかな、と。それで真っ先に頭に浮かんだのが、Hiro師匠。どうやって曲を作っていたのかとか、今まで想像はしていたのですが、実はあんまりお訊きしたことがないので。

──古代さんが、「自分が読者だったら、ここまで突っ込んだインタビューを読みたい」という、そんな内容をお聞かせいただくことになるかと思います。特に今回は、Hiro師匠の長いキャリアの中でも、ハングオンからアフターバーナー辺りまでにフォーカスして、深~くお願いできればと。
Hiro なるほど。
古代 本当は直接お会いしてと思ったのですけど、コロナでこういう状況になってしまったので、遠隔会議になってしまいました。

当初は対面取材の予定でしたが、昨今の情勢を考慮してリモート取材形式に。「これはこれで今風で面白いかも」と快諾してくれたHiro師匠。

──ではまず、これを読んでいる読者を「あの頃」にお連れするためにも、当時の開発環境からお伺いしたいと思います。

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