『Beep21』セガ・アーケード メモリーズby 元『ゲーメスト』編集長 石井ぜんじ-memory04-上達を実感でき、ファンに長く愛されたゲーム「ゲイングランド」
石井ぜんじ氏のコラム第4回は「ゲイングランド」
『Beep21』のコラムとして
元『ゲーメスト』編集長
が連載してくれている
このシリーズも4回目。
▼第1回「ハングオン」
▼第2回「ファンタジーゾーン」
▼第3回「アウトラン」
※本記事はこちらから読むことができます(※下の「2023年間購読版」もかなりお得でオススメです)
◆お得な「年間購読版」でも読むことができます!
※『Beep21』が初めてという方は、こちらの『Beep21』2021〜2022年分 超全部入りお得パックがオススメです!(※ご購入いただくと2021〜2022年に刊行された創刊1号・2号・3号・メガドライブミニ2臨時増刊号すべての記事を読むことができます!)
ライターの石井ぜんじです。ここでは、昔のセガのアーケードゲームを中心に、作品の魅力や発売された当時の状況、個人的な思い入れなどを書いていきたいと思う。
4回目となる今回の連載で取り上げるのは、セガの「ゲイングランド」(1988年11月稼働開始)である。
本作は固定画面の見下ろし型で、総勢20人のキャラクターを使うことができるアクションシューティング。1980年代の前半まで固定画面のゲームは一般的だったものの、この頃になると固定画面でステージをクリアしていく形式のゲームはごく少数になっていた。発売された時期を考えれば、他に類を見ない異色の作品だと言ってよい。
本作は発売された当初は、独創的なゲームであるがゆえ、その魅力がすぐには伝わらず、あまり注目されなかった。しかしそのゲーム性が理解されるにつれ、徐々に全国のプレイヤーに楽しまれるようになる。じわじわと人気を拡大してヒットした名作だと言えるだろう。
ゲームセンターの大きな流れの分水嶺に発売された「ゲイングランド」
ここから先は
5,597字
/
5画像
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?