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夏越しの祓

六月三十日

夏越しの祓なごしのはらえ

水無月を食べる。
思い出したように、
いち日だけ粋なふり。

これでこの夏を乗り切れるとは到底思わないが、
藁をも掴む思いで水無月にかぶりつく。

思いがけずに暑い夏、
どうかご自愛ください。


読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。