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誰かの昨日を垣間見る

2020.12.14(月曜日)  on a cold morning

歯の痛みは一晩寝たら治った。歯医者に行かずにすむ。

私はお節料理に入っている田作り(別名:ごまめ)が大好きだ。毎年お重に入っている田作りだけでは足らずに別に田作りだけ買ってお正月中食べている。こんな美味しい物をなんで年中販売してくれないのかなと不思議なくらいだ。今日スーパーに行ったら日持ちする真空パックのお節の一部が販売されていて、田作りもあった。どうしようか迷ったけど1パック買った。お昼ごはんの時に出して食べた。

でもあまり美味しく感じなかった...商品が粗悪なわけでもないし、どうしてだろうと考えていたら夫が「お正月の物はお正月に食べるから美味しいんじゃないの?」と言った。なるほど、なるほど、お正月の気分と今しか食べれないという特別感が美味しくさせていたのだな。これからはフライングせずにちゃんとお正月になってから食べよう。数の子も好きで買おうか迷ったけど買わなかったのは正解。

今日は冬らしい冷たい風で嬉しい。キュッと気持ちが引き締まる。こんな日はどんどん散歩に出たいけど、世の中の事情により遠慮する。その代わりにベランダでラジオ体操とダンベル体操をする。向かいのビルで働いている人がこっちを見ているようだけど気にしない。気持ちいい。

渡り鳥第二弾が飛んでいった。

これは余談だが...スーパーの帰りに信号待ちをしていたら、隣で待っていた知らない年配の女性に話しかけられた。

「おたくはもう大掃除とかしたの?」

「えっ、いえ、まだですけど...」

「うちは昨日済ませたのよ。粗大ゴミがたくさん出てね、それを取りに来てもらうのに申し込むのが面倒なのよね」

「そうなんですか...大変ですね」

「そうなのよ、後回しにするとやる気がなくなるから、大掃除は早いうちにしといた方がいいわよ。」

「はい、そうします」

「じゃ〜ね」

「さようなら」

まったく知らない人とこれだけの会話をした。不思議だわ、人間関係って。私はよく年配の人に話しかけられる。年配の人が安心する顔をしているのだろうか...私。







読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。