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じゃなきゃいけない、からの脱却を目指して。


娘が産まれてから、大事にしたいと思った考え方があります。それは、


「じゃなきゃいけない」からの脱却。


寝かせなきゃいけない、
おっぱいを○分間飲ませなきゃいけない、
部屋をきれいにしなきゃいけない、
手作りじゃなきゃいけない、
月齢○か月までに○○ができてなきゃいけない、
○○じゃなきゃいけない、、、


もともとの性格もあり、私はやると決めたことはきっちりと完遂したいタイプなのです。

自分の中でルールを決めて、それを淡々とこなしていくのも得意。

仕事でも、「仕組み構築」とか「マニュアル整備」とか、一生懸命やってた。笑


でも出産を迎えるにあたり、考えていたことは

「子育てが新たに加わる生活の中で『じゃなきゃいけない』はきっと苦しくなるだろうから、なるべく『じゃなきゃいけない』から自分を解放させていこう」

ということ。


これが、思っていたよりも難しいことだということに最近気づいて、でもやっぱりこれは大切にしたい考え方だから、今後の自分へのメッセージも兼ねてnoteをしたためています。



まもなく月齢3か月になる娘は、彼女の性格もあるのか比較的おっとりしていて、よく寝てよく笑うあかちゃん。
私にとっては初めての子どもだけど、きっと育てやすい子なんだろうなと思います。

ゆるーくジーナ式を取り入れて生活リズムを整えてみたら、この間は何日か続けてなんと一晩中寝てくれたりとか(驚)。
昼間もゴキゲンな時間が増えて、私もかなり気持ちにゆとりができていました。


そんな平和な日が数週間続いたとき、突然ある日全然昼寝してくれない、夜もなぜか突然泣いてしまう、思ったようにおっぱいを飲んでくれない、そんなことが起こりました。


今までと同じようにやってるのになんでだろう?
今日の昼寝がちょっと早すぎたのかな?
ちょっとお出かけしたのが刺激になっちゃったのかな?

と、ぐるぐる頭の中で原因究明をしていました。
どことなく焦ったりイライラしてしまったりも。


でもその時に、ふっとようやく気付いて。

あ~私、また「じゃなきゃいけない」をやってるわ。


生活リズムも、あくまで目安。
整えることによって親が自分の生活を回しやすくしたり、赤ちゃんが疲れすぎないようにするためのもの。
アプリに記録した睡眠時間のグラフを眺めて、「昨日と比べて○時間寝てくれた!」って親が満足するためのものじゃないはず。

母乳だって、飲みたくない時もあるのかも。そりゃあ足りな過ぎると問題かもしれないけれど、大人だって「今あんまし食欲ないんだよな~」って日、ありますよね。

なんか今日ぐずぐずの時間が多いなあという日もあるけれど、別に大人だって何か理由がなくてもやる気が出ないとか、だるいわーとか、そういう日ありますよね。


そんなつもりはなかったのに、知らぬ間に赤ちゃんをコントロールしようとしてしまっていた自分に気付いて、反省しました、、。


だから今心がけているのは、娘の安全や健康を第一に考えつつも、

「あんまり今日はおっぱい飲んでないけど大丈夫? お腹空いてないのかな~、次の授乳の時にいっぱい飲みたいのかな。じゃあ今はやめとこっか!」

「きっと今日は夜更かししたい気分なんだよね~」

「いつもだとまだお昼寝の時間だけど、遊んじゃう~??」

とか、娘の気分に寄り添って共感すること、そしてそれを意識して口にすること。

そうすることで、娘に話しかけてはいるのだけど、自分にも言い聞かせているような感じになって、自分も落ち着ける気がするのです。

だって私いま育休中だし。こうやって娘に寄り添う時間をたっぷりとれるように、今お仕事を休ませてもらっているのだから。


だから、突然不規則になったあの日も、娘からの
「お母さんちょっと張り切りすぎてない~? 育児ってそんなにうまくいくもんじゃないわよ~」っていうメッセージだったのかもしれない。笑


私も初めての育児だけれど、娘も初めての外の世界。

そりゃ、生後ちょっとの人が毎日同じ時間に寝ようなんて無理な話だ。うんうん。


お互い、試行錯誤しながら、1年生を楽しもうね。ゆるーくね。

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