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開発が捗らない! 易きに流れてアーキテクトを失敗しちまったのか

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アーキテクチャについて、俺個人のレベルで考える話。
というのは、「ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと」なんて本を最近読んでるんだが、まぁこの本自体はアーキテクトなんていう抽象的な物を、2ページ弱で語れなんて構成になっていて、これまた語ってる執筆陣も抽象的で、更に翻訳とかでどうしても一枚噛んじゃうのもあるし、ととてもピンと来にくい感じになっているのだが、ともかく眺めつつ思ったのは、企業にとってソフトウェアアーキテクトっていうのは、技術屋とビジネス屋の間に立ったりという仕事をする様だが、俺の場合は一人アーキテクト、つまり自分で考えて自分で採用する事になるなと。

そこで今俺が悩んでいるのはpixi.jsが捗らねぇという事で、これには技術選定、つまりアーキテクチャを間違えたかという想いがある。
なぜpixi.jsにしたかと言うと、元々ツクールMV、MZで採用されてる描画ライブラリだからってのが頭にあったんだけども、ツクールMVってのは大カドカワが発注して、海外の企業が開発した物であると。
果たしてこの一個人の選定が、企業と同じ基準というのは正しいのか? と。

ポール・グレアムも「普通の奴らの上を行け」と唱えた訳だが、その精神を忘れ、易きに流れたのが今の痛い結果なんじゃないかと。
じゃあ他に何があるかというと、候補としてはpixi.jsを更にゲームエンジン風にした、phaserって方がまだ用途に適(かな)っていたのかなという気がするんだが、うーん、言っちゃえばこれも”普通”の選択肢ではあるかなと……。

結局どこがネックになっているかと言うと、やりたい事はそんな難しい事でもないのに、いちいち英語情報を調べなきゃピンと来ないってのが大きくて、ならば日本発で、そんなに多機能でも無い描画ライブラリが良かったんじゃないかとか。
マイナーだからって嫌わずに、自分の用途をただ満たしているって所を重視すべきだった。

アーキテクトで間違ってる物で粘っちゃうと、本当に時間が湯水の様に掛かるようになるので、やっちまった感がある。この案件を早く手仕舞いにすべきか、とね。

*この音声はライセンスフリーです、自由に使って頂いて構いません

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