テックキャンプ夜間休日コースを卒業しました。

 5月29日に最終課題発表会を終えて、テックキャンプの夜間休日コースを卒業しました。振り返ればいつの間にか半年間の学習が終わったのだと感じます。無事にやり切ることが出来て良かったです。
 テックキャンプ受講の切っ掛けとしましては、私の弟にこういうプログラミングスクールの存在を教えられたというのが一つあります。これは去年の話ではありますが、当時私は大学を卒業後に飲食業に従事する予定でしたが、流行りの某感染症の影響を受けて雇い止めに遭いました。その中で「テックキャンプ」というITエンジニアを養成するプログラミングスクールの存在というものを教えられた時には、興味をそそられました。ただ、この段階ではまだエンジニア、プログラマーになるということはイメージしていませんでしたし、何より受講料が高額ですから、思い立って即座に受講の手続きをするということはなかったです。ただ、頭の片隅にはこういうプログラミングスクールがあるということを入れておきました。
 その中で職を見つけるために去年4月から就職活動をしていたわけではありますが、世の中の状況を考えて職を選べるわけもなく、限られた求人しかありませんでした。携帯ショップや家電量販店に販売員を派遣する形態の人材派遣会社に正社員として内定を頂きましたが、携帯ショップに出向するという話を聞かされていたのですが、実際には介護業を紹介され、話が違うのではないかと思い、即座に内定を辞退しました(これは介護業について悪いという話ではないです)。また無職で宙ぶらりんな状態になりましたが、自分自身を見つめ直し、本当にやりたいことは何だろうか、このような状況下でも安定しスキルを身につけることが出来る業界は何処だろうかなど、色々と考えた結果、IT業界を志望しエンジニアやプログラマーになろうと決意しました。その時に頭の片隅にあった「テックキャンプ」というプログラミングスクールのことが思い起こされてスクールに通ってエンジニアになろうというのが経緯です。
 ただ、実際にはその時は無職でしたからお金の面で問題があり、何かしらの仕事をしながらスクールに通うというのが現実的でした。そして本当に運良く好条件の会社に契約社員として就業することが出来ました。スクールに通ってエンジニア、プログラマーになろうと決意したのが去年の6月の半ばから終わり頃のことだったと思います。そして今就業している会社に採用が決まったのが7月のことでした。8月から就業ということでまとまった給料が入るタイミングでスクールの手続きをしようと考えていました。そのためスクールでの学習が始まるまでに、数ヶ月ほど時間が出来ました。私自身その時間が勿体ないと感じ、スクールでの学習の前に何かしらのプログラミング言語の学習をしようと思い至りました。結果としてはそれが功を奏すことになりました。「プログラミング言語 おすすめ」で検索した際にJavaが良いというのを見かけたのでJavaを学習することにしました。とにかく出来る限り毎日学習をし、日々の学習を習慣づけることが出来ました。これがテックキャンプにおける学習にも役立っていると感じます。テックキャンプでは講義形式ではなく自習スタイルなので他者に強制されるのではなく自分から学習を始めるということが必要になります。日々の学習を週間化することが出来たおかげで、テックキャンプでの学習は全然苦ではなかったです。
 去年の7月の半ばから独学でのプログラミングを開始し、最適なタイミングでスクールを受講できたのが11月下旬から開始されるテックキャンプの第90期夜間休日コースでした。初めに思ったことはとにかく教材にスピード感を感じました。要するに一つの単元に要領良く詰め込まれているという感じです。一つ重要なことを学習したら即座に新しい重要な事項が登場します。頭をパンクさせずにカリキュラムについて行かなければならないのでその部分が大変な部分かなと思います。カリキュラムの説明はわかりやすいですが、内容はプログラミング知識のない人が学習するにはキツめかなとは感じました。私自身が独学でやってきた部分というのが、そういうカリキュラムを進める上でも役に立ったのかなとは思います。基礎カリキュラムでは全く苦労しなかったです。
 テックキャンプのエンジニア転職コースはRuby on RailsによるWebアプリケーション開発をメインに学習していくことになります。学習の後半ではJava ScriptやAjaxに関することも学習します。JSとAjaxについてはもう少し教材を増やしても良いのかなとは思いました。また学習の終わりの方、要するに最終課題の補足カリキュラムの方で、Amazon Web ServicesのS3とEC2についての学習もできます。ただ、受講生によっては最終課題の作成がギリギリになったり間に合わなかったりで、AWSの学習まで進めないということもあるのではと感じました。また、短期間でフレームワークを用いたWebアプリ開発の方法を学ぶことになります。このフレームワーク、テックキャンプではRuby on Railsを使用しますが、中々にクセがあります。人によっては苦手であったり、理解することが難しかったりということがあると思います。プログラミングにも様々なジャンルがあります、Web系であったり、ゲームであったり、機械の組み込みであったりなどです。プログラミングを用いて何を実現したいかということを深く考えた上で学習をするのが一番良いと思います。私自身は何となくイメージしていたことと、スクールでやることが合致していましたので、本当に偶然Webでやっていこうという方向に行くことが出来ました。ただ、改めて考えた場合に、プログラミングで何を実現したいかということが前提としては大事かなと感じますし、それによって進むべき方向も変わるのでプログラミングを学習したいと思った時に、何をしたいかというイメージがあるとより良いかなと思いました。
 テックキャンプでの学習を通して一番大切な部分、学んだ部分は、自走力であるということは強く感じました。ある実装をしたいという時に、自分で調べて、その上でエラーが出たらエラーを調べてというようにとにかく検索して調べてを繰り返してやり抜くという部分です。勿論スクールにはメンターが居ますから彼らに質問してそこで学びを深められますが、まずは自分で調べて検証するという部分が重要で、その上でメンターに質問するということです。答えが出るまで検索をし続けるという姿勢が求められるかなとは感じました。
 スクールのスタッフ面については、本当に文句がなくて素晴らしいと素直に感じました。ライフコーチとメンターという方がいますが、両者共に対応が丁寧でとにかく下から下からという姿勢を感じました。ライフコーチは受講生の学習をサポートする方々で受講生一人に対して一人の担当ライフコーチが付きます。学習の悩みを相談することが出来るので、私自身も悩みを抱えた時は相談をして解消することが出来ました。メンターは技術面でのサポートをする方達です。メンターにはビデオ通話での質問依頼をすることで連絡を取ったり、チャットを投げかけたりして連絡することが出来ます。いずれも特定のメンターではなくその時々の質問によって対応するメンターが変わります。テックキャンプの教材を進める上では本当に頼りになる方達だなと感じました。
 テックキャンプでの学習は終了しましたが、ここからが新しいスタートです。今後も学習は続いて行きますし、最大の目的であるエンジニアになって技術を身につけるということを実現しなければなりません。今後は就職活動も始まって行きます。納得の行く就職活動にして無事に就職できればと思います。現在の職場にも事情を話して応援してもらっているので、本当に嬉しい限りですし、人々の支えがあって新しいチャレンジが出来るのだと強く感じます。日々努力し、一人前のエンジニアになります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

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