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ぐるっと日本を旅してみた Vol.5

2023/6/26(月) 5日目

朝、6時前に目が覚めるとまず、車の中で着替える。
そのまま前日に使った金額を集計する。
走行距離を集計する。
終わったらコーヒーを淹れてノンビリと飲む。
朝食の準備をしてミィを起こす。
朝食を食べてから撤収をする。
ここまでで9時、とか10時。
車に荷物を詰め込んだら出発する。
これが、この旅のモーニングルーティーンってヤツです。


小安峡 大噴湯

朝食にアベックトーストを食べてからキャンプ場の目の前、小安峡へ行ってみた。

秋田のご当地パン「アベックトースト」
いちごジャムとマーガリンの「アベック」です。

崖を降りる急な階段を降りると渓谷沿いに遊歩道が続いていた。
その遊歩道のすぐ脇や対岸の崖の所々から蒸気が噴き出ている。
大量の蒸気が崖の割れ目から噴き出て遊歩道にまでかかってくる所もある。
流れる水に手を近づけるとかなり熱い事がわかった。
小安峡の大噴湯は、そんな光景を目にする事ができる所だ。
大量の温泉があちらこちらから噴き出ているのはなんとも不思議な光景だった。

大噴湯の入口
渓谷沿いの遊歩道を歩く。
そこら中に蒸気が吹き出している。

横手市増田まんが美術館

ここは“危険“だ! と、思った。
大量の漫画本が所狭しと並べられている。
ミィは早速本を物色し出している。
読み始めたら1日ここに沈没してしまう。
横手市増田まんが美術館は、そんな魅力的な場所だった。
住宅街の一角に洋風の大きな建物が建っていた。
一歩中に入るとそこは漫画の世界に。
漫画についての展示が並びそれだけでも時間をかけてじっくりと眺めていたくなる。
その先にあるのがライブラリー。
図書館のように漫画本がずらっと並んでいる。
新しいものから懐かしいものまで。
昔、よく読んでいたなぁ。なんて本を見つけるとついつい手に取って読み始めてしまう。
腰を据えて読み耽っている人も何人かいる。
「読み始めたら動けなくなるから、我慢してるんだよ。」
ミィが言う。
確かに読み始めたら沈没して一日中ここで過ごしてしまいそうだ。
いつか、時間をかけてゆっくり来てみたいな。
そう思った。

どこの洋館?
まんが美術館の入口
どっぷり浸かりそうなライブラリー

だいせんのハンバーガー 「田村商店」

みちのくの小京都 角館、花火で有名な大曲などの観光地には目もくれず。
行ってみたいところがあった。
ランチはここで食べる。と、決めていた。
それが大仙市の田村商店。
大曲のある大仙市の町外れの道路沿いにその店はある。
いたって変哲もない田舎の酒屋兼雑貨屋の店先に気になる幟が立っている。
「だいせんのハンバーガー」
写真入りのその幟がなんともそそられるのだ。
あまりにも気になるので新潟から日帰りで食べに来た事がある。
今回も必ずルートに入れようと決めていた。
大正元年創業の店舗は、地元の酒屋という店構え。
店内に入ると世間話をしていたらしいおばちゃんがこちらを向いて「いらっしゃい」と声をかけてくる。
土産物なんかもあるので、グルッと店内を見てまわりハンバーガーのコーナーへと向かう。
メニューは、ハンバーガー、チーズバーガー、ビーフバーガーの3つ。
ハンバーガーと、チーズバーガーを頼むと保温機で温められたバーガーを手渡してくれた。
包装紙に包まれた見た目は、有名チェーン店や町のバーガー屋と言うよりは、スーパーのパンコーナーに並んでいるような感じ。
おばちゃんに「新潟から来たんです」と言うと、目を丸くして驚いていた。
まぁ、2度目なんですけどね。
車に戻って早速食べてみる。
ふわっとした食感のバンズに挟まれたさりげなく肉々しいハンバーグとキャベツが良い感じ。
口の中に肉の美味しさが広がっていく。
普段あまりハンバーガーは食べないのだが、ここのバーガーなら食べられるなぁ。
美味しかった。
ごちそうさまでした。

田村商店
だいせんのハンバーガー

3都道府県庁目 秋田県庁

大仙市から秋田市を目指して山道を進んだ。
秋田空港付近に来たら、急に道が広く、立派になって思わず ”高速?” と、思ってしまい脇道に入ったら道に迷いそうになってしまう。
どうにか平野部に抜けて国道を走ると秋田市に入った。
秋田県庁は、低い建物での展望フロアがあるわけでもなく、
観光でふらっと入るのは気が引けたので、写真だけ撮って先に進むことにする。
今夜のキャンプ地までまだまだ先が長いのだ。

3都道県庁目 秋田県庁

なまはげオートキャンプ場

秋田市から1時間ほど走って男鹿半島に入った。
秋田県は風力発電のイメージがあり、どこに行ってもどでかい風車が回っている。
最初はビックリした。

風力発電所が並ぶ迫力

海岸線から山中へ入っていき、今宵の宿、なまはげオートキャンプ場 といういかにも秋田県!といった名前のキャンプ場にチェクインする。
今日は、2組だけなのでと一番広いサイトを案内された。
もう1組はバイク乗りのソロキャンパーだった。
キャンプ場の隣の温泉で汗を流し、テントに戻って夕飯にする。

なまはげオートキャンプ場
温浴ランドおが 気持ち良かった。

緑のざる中華 というのをスーパーで買ってきた。
ラジオのCMで聞いて、ソウルフード的な話だったので食べてみる。
美味しい!
普通にざる中華ですけどね。
コインランドリーもあったので洗濯をすることにしたが、
町のコインランドリーと違って電気式のコインランドリーはなかなか乾燥しない。
2、3回乾燥機を回してやっと乾いた頃には結構夜も更けてしまった。
この旅では電気式乾燥機の遅さに悩まされる事が度々あったのでした。


秋田県民のソウルフード(?)「緑のざる中華」
今宵のお宿
夜も更けていく
なまはげオートキャンプ場

5日目のルート

2023/6/26(月)
天候:曇りのち晴 最低 17.0℃/最高 27.4℃
秋田県湯沢市〜秋田県男鹿市
走行距離:151.5km
総走行距離:786.3km

5日目のルート

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