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ぐるっと日本を旅してみた Vol.21

2023年7月12日(水) 21日目

車での移動がほぼメインの旅だった。
特に北海道は移動距離が長い。
移動時間も長い。
そんな車内でやることと言えば、音楽を聴くことくらいかと思った。
ただ、それ以外にも地元のラジオを聞いてみようと思っていた。
北海道では、STVを聞いていた。
中でも良く聞いたのが「工藤じゅんきの十人十色」
平日10時からお昼頃までの番組でほぼ毎日聞いていた。
「じゅうにん・といろ!」というタイトルコールが耳について、暇さえあれば真似ていた。(北海道以外でも)
あとは、音楽聴きながらミィとよく話をしていた。
くだらない話をして、よく笑った。
楽しく、笑える旅って良いね。


ウポポイ 民族共生象徴空間

昨夜からの雨は、朝になって一旦止んだようだが、時折小雨が降ったり止んだりしていた。
札幌から山道を走り1時間ほどで支笏湖が見えてきた。
道央〜道東〜道北〜道央とぐるっと回って戻ってきたのだ。
支笏湖から更に進み日本海側へ抜ける。
今日の目的地は白老町の「ウポポイ民族共生象徴空間」だ。
アイヌ文化を伝える施設になる。
北海道開拓の村とは相対するような場所。
開拓の村は北海道へ渡ってきた和人の記録。
ここは、先住民族アイヌの記録。
広大な土地の中に幾つか建物があり、その中の一つ、巨大な体育館のような建物が国立アイヌ民族博物館だ。
アイヌの歴史、文化については「ゴールデンカムイ」でしかみた事無い自分にとっては初めて触れるアイヌ文化だったので、興味津々で見ることはできた。
アイヌ語で語られ、綴られた展示は見応えがあった。
アイヌの文化に少しは触れることができたのかな?

ウポポイ 民族共生象徴空間
アイヌ語の説明書き

だぶだぶ餃子 中華食堂杏

「だぶだぶ餃子」
そんな看板を見つけたのは、ウポポイから出てお昼をどこで食べようかと探している時だった。
「だぶだぶの肉汁をすすりたくなる餃子」
と、いうのが気になって気になってしょうがなかったので、中華食堂杏 さんでお昼を食べることにした。
あんかけ焼きそばと、せっかくだからと餃子定食を注文する。
丸くて可愛らしい餃子がやってくる。
噛むと飛び出る熱い肉汁。
お前は小籠包か!
そう言いたくなる。
看板メニューらしく美味しい餃子だ。
あんかけ焼きそばも美味しかった。
美味しい食事を見つけると、嬉しくなる。
ごちそうさまでした。

中華食堂杏
餃子定食
だぶだぶ餃子
あんかけ焼きそば にも だぶだぶ餃子が付いてくる。

豊浦町森林公園キャンプ場

雨は、降り続いていた。
行くあてもなく、ただ車を走らせているだけ。
そんな雰囲気だった。
今日の宿が決まらない。
手頃なキャンプ場が見つからない。
雨が降っている事もあり、途中登別だとか地球岬だとか観光地はあるのだが、
寄りもせずに車を進めていく。
やっとキャンプ場予約サイトでキャンプ場を見つけ予約する。
豊浦町森林公園キャンプ場 料金は500円。
ほっとして、スーパーで買い物をしてキャンプ場へ向かおうとした時、チェックイン時間が目に入った。
すでに終了間際だが、ここから1時間弱はかかりそうな気がする。
キャンセルも覚悟して電話してみる。
「あぁ、もうお金払ったんでしょう。 良いですよ。
受付は帰っちゃいますが、テント立ててください。」
どうやってキャンセルするのか?と思っていたが意外にのんびりとした返答が返ってきた。
雨は、降り続いていた。
濡れながらテントとタープをどうにか立てる。
遅くなったのですぐに夕飯にしたいのだが。
炊事場は占領されていた。
大学生くらいの男性が4、5人、炊事場でバーベキューをしていて盛り上がっている。
彼らはバンガローに泊まっているようだが雨を避けて屋根のある炊事場で楽しんでいた。
他にもバンガローに1組いるくらいでテント泊は僕らだけ。
ミィが嫌がるので炊事場とトイレはサイトから離れた別の場所を使う事にした。
雨は止みそうになかった。
時折、公園の脇を走るJRの貨物列車がガタゴトと音を立てているのが聞こえる。
野生動物対策で、ゴミや食料品は車の中に入れてから眠りについた。


どしゃ降りの雨の中、どうにかテントを立てる
キャンプ場の雰囲気
翌日は、晴れた!

21日目のDATA

2023/07/12(水)
天候:晴れ 最低 19.8℃/最高 21.9℃
北海道札幌市〜北海道虻田郡豊浦町
走行距離:176.4km
総走行距離:3736.2km

21日目のルート

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