見出し画像

ぐるっと日本を旅してみた Vol.23

2023年7月14日(金) 23日目

北海道は、観光も楽しんだけど、
札幌で地下鉄と市電。
三笠市の鉄道村。
函館の市電と、
鉄道も楽しんだ旅でした。
父娘で先頭車両かぶりつきで乗ってました。笑。
今日は、北海道最終日。
もう少しだけ楽しむ事にします。


函館公園

函館山の麓にある函館公園には、函館博物館があった。
戊辰戦争の箱館戦争に関する資料。
函館の成り立ち、歴史などの展示がある。
静かな館内をミィと二人で見て回る。
特にミィは、展示の説明を一つ一つ時間をかけて丁寧に読んでいく。
僕のペースで館内を回ると2、3周してしまいそうだ。
「せっかく来たんだからちゃんと読まないと!」とミィは言う。
「あそこのあの展示の中のこの文章が良かったね」と、言われても僕にはピンとこないこともあった。
だからほとんどの場合、見学を先に終わった僕が待つ事になる。
それぞれ見学の速度があるのだ。

函館市立博物館

博物館を出ると公園内をぶらぶらと歩く。
歴史のありそうな建物が立っていたり、遊園地があったりと結構広い公園だ。
「こどもの国」と名付けられた遊園地には、小さな子供たちが大喜びで遊具に乗っていた。
公園の端には動物園もあった。
エゾシカやミニチュアホースもいたが、リスやモルモット、鳥などの小動物が中心の動物園で無料だった。
エゾリスのケージが一番大きくて、建物の1、2階分の高さがあって木が植えられている。
その木の枝をちょこちょこ駆け回るリスを見て回るのが楽しかった。
爬虫類好きのミィは、イグアナやカメのコーナーから動かない。
体の向きを変えたり、立ったりしゃがんだりして、スマホを構えて写真を撮っている。
小さな動物園だが、僕らは十分楽しんだ。
公園を出たところに坂本龍馬が立っていた。
歴史のある町はちょっとしたところに歴史上の人物が立っているものだ。

ようやく会えたエゾリス
どさんこ
坂本龍馬さん

教会と世界で2番目のメロンパンアイス 元町

函館市の元町公園から函館山ロープウェイ乗り場にかけては見どころがたくさんあり、観光客も大勢訪れていた。
旧イギリス領事館。
旧函館市公会堂
カトリック元町教会、聖ヨハネ教会
修道院、神社、寺
そこに立っている学校でさえ有名な建築物なのか?と思ってしまう。
その中のハリストス正教会に寄ってみる。
ロシア正教会で建物がヨーロッパの物とはちょっと違い独特の形をしている。
白い外観に緑がかった水色の屋根がとてもキレイだった。
庭を周回し、入口から中を覗き見る。
この辺りは教会が何棟か立っているのだが、その隣にお寺があったりしてとても不思議な雰囲気がある。

函館ハリストス正教会
ロシア風の立派な教会
カトリック元町教会 向かい側は東本願寺函館別院が建っている

そんな通りをブラブラしていると人だかりがあった。
皆1方向を見てカメラを抱えている。
そこは八幡坂。
市街地の中を一直線に下っていく坂道で海へ向かって伸びる道が映えるのでフォトスポットになっていた。
そんな中に混じって写真を撮る。

八幡坂の景色 函館港が見えます。

さらにブラついていると「世界で2番目に美味しい焼きたてメロンパンアイス」という看板を見つける。
世界で2番目?
1番目はどこ?
笑いながら、つい買ってしまう。
メロンパンにたっぷりのアイスが挟んである。
店先の椅子に座って食べると、こちらをジロジロ見ながら客が入ってくる。
なんか宣伝しているみたいだった。
メロンパンアイスは程よく甘く、冷たくて美味しい。
日差しもちょっと強くなってきたので、ちょうど良かった。
ごちそうさまでした。

世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス屋さん
世界で2番目においしい焼きたてメロンパンアイス

ご当地バーガー No.1 ラッキーピエロ

北海道最後のお昼は、
ラッキーピエロ!
函館のご当地バーガーを食べに行きます。
ラッキーピエロ 港北大前店へ向かいました。
外装がまがまがしくて面白いけど、中の雰囲気もアメリカンなお店。
楽しそうだから数ある店舗の中からここを選びました。

ラッキーピエロ 港北大前店 なんか楽しそう

しかし、45分待ちと言われて、この後フェリーの時間とかもあるので泣く泣くあきらめようかと。
でもさすがラッキーピエロ函館市内の至る所に展開していて、ここのすぐ近くにもう一店舗あるのを発見。
ダメ元で昭和店へ行ってみた。
港北大前店よりもこぢんまりとしたお店だが、外観は負けていなかった。

ラッキーピエロ昭和店 こぢんまりとしてるけど賑やかな外観

すぐに提供できるとの事でまさにラッキー!
メニューから選んだのは、
人気No.1のチャイニーズチキンバーガー
人気No.2 のエッグバーガー
そしてラキポテ、ラッキーガラナをいただきました。
さすがうまい!
そして、デッカイ。
お腹いっぱいで、ラキポテ1つ持ち帰りました。
ごちそうさまでした。
ちなみに、夕べの旅館で北海道旅行割りが使えたのでクーポンを貰ったのでお昼はクーポンで支払いました。
ここでもラッキー!

ラッキーガラナ
人気No.1 チャイニーズバーガー
人気No.2 ラッキーエッグバーガー
ラキポテも付けたけど食べきれなくてお持ち帰りに。

津軽海峡フェリー

お昼を食べた後、スーパーで食材を購入してからフェリー乗り場へと向かいました。
2週間走り回った北海道ともお別れです。
知人から「今日のアルビの試合、札幌戦見てくるんでしょ?」とのメールが入りました。
が、試合を見ずに本州へ戻ります。
これは、たまたまだったのですが、お昼の食事代として使った北海道旅行支援のクーポンは、今日まで。
津軽海峡フェリーの料金も明日からは夏料金で値上げ。
なんてギリギリを攻めてるんだ自分。と、思ってしまった。
早目にフェリーターミナルの駐車場へ着いたのでターミナルへチェックインしに行こうと思ったら、駐車場の入口に大きなゲートがあった。
何だろう?と思ったらスマートチェックインできるらしい。
つまり、カウンターで手続きしなくても車に乗ったままドライブスルーでチェックインできる。
車を戻して早速試すと、インターネット予約していたのでいとも簡単にチェックインできてしまった。
楽ちん。

函館フェリーターミナル
津軽海峡フェリー 大間行き

フェリーは定刻通り 16時に函館を出港する。
天気が良いのでデッキのベンチに座って函館の風景を眺めていた。
函館山を回り込むようにして船は進んでいく。
青森からのフェリーが少し離れた航路を進んでいる。
新潟から来たと思われる新日本海フェリーが横切って行く。
その他にも次から次へと様々な船が津軽海峡を行き交っている。
非日常の日々だったこの2週間に思いを馳せる。
そしてこの先の「旅」についても考えてみる。
まだまだ先は長いのだ。
17時30分、フェリーが大間港に着いた。
本州に再上陸。
ここからは九州を目指す旅が始まる。

出航
楽しい旅を ありがとう北海道!
大間港到着

大間崎テントサイト

大間崎に着いた僕らは、車で5分ほどの大間崎テントサイトへ向かった。
大間崎にある無料のキャンプ場だ。
陽はすでに傾いていたので明るいうちにテントを建てたかった。
キャンプ場の駐車場には何台か車が止まっていて、その半数位は車中泊のようだった。
フェリーで見かけた車や人がいた。
僕らと同じように北海道から来た人達と、明日のフェリーで渡る人、青森県を旅している人と様々な人がこのテントサイトを利用している。
芝地のサイトにはベンチとテーブルもいくつかあってそれを使って夕飯を食べている人たちもいる。
炊事場は小屋になっていて中にもテーブルや椅子がいくつかある。
パソコンを持ち込んで仕事(?)をしている人もいた。
お金を払うとガスも使えるようだった。
テントを立て終えて夕飯を食べていると突然雨が降ってきた。
それも土砂降りの雨。
ベンチで食事をしていた人達は慌てて炊事場へ逃げ込んでいた。
雨は止みそうになかった。
雨の中大間崎を散策することもできず、その日はシュラフに潜り込む事にした。

今宵のお宿
大間崎テントサイト
夕飯は、函館で買ってきた天ぷらで天丼。

23日目のDATA

2023/07/14(金)
天候:晴れ 最低 18.9℃/最高 25.5℃
北海道函館市〜青森県下北郡大間町
走行距離:37.0km
総走行距離:3916.6km

23日目のルート

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?