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ぐるっと日本を旅してみた Vol.13

2023年7月4日(火) 13日目

旅系Youtuberの紹介動画を見たり、
Googleマップで気になる場所を見つけたり、
そんなポイントを巡る旅だった。
今日もまた、気になる場所を目指して旅を続ける。


釧路湿原 コッタロ展望台

鳥の声と虫の羽音位しか聞こえない階段を登っていく。
その先は木々の間を登っていく遊歩道だ。
その登り切ったところにコッタロ展望台があった。
展望台から見渡す釧路湿原の風景は心を落ち着かせてくれた。
ただぼうっと眺めるだけ。
それがものすごく贅沢に感じられた。
ついこの間まで忙しく働いていたのが嘘のようだった。
聞こえるのは鳥の声と、風で揺れる木々の音。
ただただぼうっと眺める。
いつまでも、いつまでも。

コッタロ展望台 入口
釧路湿原をぼうっと眺め続ける

釧路湿原 道道1060号線

コッタロ湿原展望台から道道1060号線を進んだ。
道はすぐにダートになる。
正面からバスがもうもうと土煙を舞い上げて走ってくる。
窓を閉めてすれ違うとあっという間に土埃にまみれてしまう。
周囲は背の低い木や草で湿地帯だとわかる。
くねくねと曲がりくねった川が時折姿を現し、並走したり、それを渡ったりして進む。
途中、車を止めてゆったりと流れる川を見に行く。
カーブを描いた川の様子をカメラに収めているといかにもダートを走りそうな4輪駆動車がやってくる。
こういうところはこんな車が似合ってるな。
やがて舗装路にでた。
その頃には黒い車体がすっかり白くなっていた。
・・・洗車したいな。
釧路市へ入ってスーパーで寄り道した後ガソリンスタンドへ寄る。
ガソリンを詰めて洗車をした。
これでスッキリした。

釧路川
ダートが続く

氏家かきめし ピリカウタ展望台

よく見ている Youtuber が勧めていた駅弁がある。
厚岸駅前氏家待合所の駅弁「氏家かきめし」だ。
ちょうど昼時。
道の駅で生牡蠣を食べるという手もあったのだが、
この「氏家かきめし」を食べてみたかった。
小さな厚岸駅の駅前に小さな待合所という名前の販売所があった。
駅弁を2つ買うと駅前では食べる場所が無かったので移動することにする。
厚岸大橋を渡り海の見えるピリカウタ展望台へ行った。
駐車場から坂道を登ると広場に屋根付きのベンチがあった。
そのテーブルに駅弁を置くとこちらに向けられた視線に気付いた。
エゾシカだ!
広場の後ろの斜面からこちらをじっとこちらを見ている。
やがて姿を消したが今度は広場の先の展望台の下で親子が草を食べている。
さっきのは父親が警戒していたのだろうか。
太平洋とエゾシカを見ながらプリプリしたかきめしを食べる。
なんだか至福の時間だった。

氏家待合所の氏家かきめし を買う
氏家かきめし
ピリカウタ展望台
展望台からの眺め
エゾシカに監視される

霧多布岬

霧多布という名前はなんとなく聞いたことがあった。
道程の途中にあるなら寄ってみよう。と思い行ってみた。
岬の入口はキャンプ場になっていてテントが立っていた。
ここでキャンプをしても良かったのだが、周りに何も無く風が強そうだ。
岬の灯台の脇の細い道を歩いて行き、階段を降りるとそこが末端だった。
その先は海。そこから見える海岸線は崖が続いていた。
アザラシやラッコが見えるということだったが、それらしいものを見ることはできなかった。
霧多布は、霧の多い岬なのだと思ったが、アイヌ語で葦を刈る場所「キイタプ」が語源らしい。
この岬には葦が生えそうにないのでなんか意外な気がした。

霧多布 湯沸岬灯台

Monkey Punch Collection

浜中町へ入って面白かったのは、いたる所に「ルパン一味」がいるのだ。
ルパン、次元、五右衛門、峰不二子、そして銭形警部。
街灯には彼らの看板が掲げてある。
この町は、MonkeyPunch の故郷なのだそうだ。
浜中町総合文化センターの2階に Monkey Punch Collection がある。
文字通り、Monkey Punch の初期からの作品が展示してあり、ルパン3世以外の作品も見ることができる。
そしてルパン3世の世界観を表現したコーナーがありそこにいるだけで楽しくなってくる。
これを無料で楽しめるなんて! ほんとありがたい。
ルパン3世の世界を堪能して外に出ると役場の車には Monkey Punch が描かれていた。
話を聞くと役場の別の車もありますよとのこと。
早速、浜中町役場へと行ってみると、役場庁舎の案内看板もルパン一味と銭形のとっつぁん。
社用車、ワゴン車、トラック全てに Monkey Punch の姿が描かれている。
この他にも JRの駅舎にもルパン一味が描かれていたり、次元や峰不二子の仮装店舗があったりするらしくなんだかすごく楽しい町でした。
時間をかけてもっとゆっくり回って見れば良かった。
今となっては全て回れなかったのがちょっぴり残念です。

Monkey Punch Collection
ルパン三世の世界感に突入
役場の案内がルパン
公用車がモンキーパンチ

回転寿司根室花丸

本土最東端の町、根室市に入った。
根室市にはキャンプ場が無かったので宿を取ることにした。
お宿エクハシという民宿に荷物を置くと夕飯を食べに外に出た。
宿へ続く道路にキタキツネがいたり、駐車場にエゾシカがいたり、なんとも自然豊かなところだ。
宿が街の外れにあるため繁華街とは離れているようだった。
夕食は、宿で教えてもらった回転寿司へ行ってみることにした。
回転寿司根室花丸は、人気のある店なのか少し待つことになったが程なく席に案内される。
寿司は地の物を選んで注文していたけど何を食べても美味しくて、脂ののりだとか、甘みだとか、食感だとかがすごく良い。
わかめの唐揚もパリパリしていて美味しかった。
三平汁もすごく透き通ったスープで美味しい。
大満足の夕飯でした。
ごちそうさまでした。

今宵のお宿「エクハシ」
ビールで乾杯
根室花丸のお寿司 美味しい!

13日目のDATA

2023/07/04(火)
天候:曇りのち晴れ 最低 15.8℃/最高 21.9℃
北海道阿寒郡鶴居村〜北海道根室市
走行距離:224.0km
総走行距離:2205.0km

13日目のルート

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