見出し画像

お父さん、お母さんと呼ばれるのは打ち解けた証


こんにちは、蹴人です。

みなさんは小学生や中学生の時に先生やスポーツチームのコーチを、「お父さん!」や「お母さん!」と間違えたことはありませんか?

今回はこれが何故起きるのか、そしてもし自分が間違われた時にどう受け止めれば良いのかを書いていきたいと思います。

先生やコーチを呼びまちがえるのは世界中でのこと

実はこのあるあるは日本だけではありません。「call teacher mom」と検索すると世界中で同様の出来事が起きていることがわかります。

検索すると、アメリカテキサス州のメキシコ料理店のユニークな看板や、外国人の恥ずかしいエピソードのスレッドなどを見ることが出来ます!

呼びまちがえは同じカテゴリー内で起きる

米デューク大学で心理学と神経科学を専門にするデビッド・ルービン教授の研究チームは、5回にわたるアンケート調査から1700名以上の対象者から”呼びまちがえ”に関する心理的な結果を見いだしました。

呼びまちがえのは二つの大きな傾向がみられました。

①親しいほどまちがえる

②名前が似ているとまちがえる

特に①親しいほどまちがえるというのは、まちがえたその人にとって同じ親しみのカテゴリーに分類されている人同士で間違えられるとされています。つまり偶然というわけではなく、ある程度限定されたものと言うことです。

ここから推測されるに、もし先生や指導者である自分が生徒や子どもたちに呼びまちがえられたのなら、その子にとって自分は親と同様にみなしていることになります!

あたしンちから学んだ面白い考え方

かの有名な家庭アニメ「新 あたしンち」の第6話『みかん、呼びまちがい』の話の終盤、【みやじま先生の脱線タイム】に面白い解釈がありました。

それは関係の変化は呼び名に現われると言うことです。

例えば…

出会ったばかりの時には、名字同士で

親しくなり、あだ名で

夫婦になり子どもが出来ると、お父さん、お母さんと

いったように変化するということです。

話中ではみやじま先生は奥さんのことを、しまいには実の弟の名で呼んでしまいます。これをみやじま先生は

いつの間に妻と弟が頭の中で同じ引き出しの中に入っていた

と解釈しています。

つまり、とっても親しい仲というカテゴリー(引き出し)に知らぬ間に分けていたことになります。

私たちもきっと知らず知らずにしてしまっているのだと思います。

まとめ

もしあなたが指導者や先生と呼ばれる立場にあり、教え子から「お父さん!」「お母さん!」と呼びまちがえられたら、ポジティブに受け取って良いのではないでしょうか。

多くの子どもたちにとって最も身近な存在である親と同じと分類されているのは、心を開いた親しい良い関係を築けている証だと思います。

今度からは、子どもたちの呼びまちがえも簡単にスルーできませんね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?