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枠内の岐路、そしてこれから

どうしても、考えすぎてしまう
気づかなくて良いことが気になってしまう
物事全て一長一短ですので
全く悪いわけでもないけれど

高校進学や大学進学の際
言うなれば人生の岐路に立った時
自分の意志で道を選択したと思っていたけれど
そうではなかったと気づいたこの春

極めて限られた枠の中でしか
思考を巡らせてなかった事実
それと共に広い世界を知った今
星の数ほどの道を目の当たりにする

全てを吟味するには時間が足りない
ここで考えた手がかりは、「感覚」
言語化できない次元での判断はきっと
頼れるものだと自らに言い聞かせる

親の存在、経済的問題、ほんの少しの世間体
素通りできないものがたくさんある
そこでも感覚を完全に貫くか
それとも折衷案を見つけ出すか

太い道はよく見える
なぜなら大勢がそこを歩くから
しかしその道が一番ではないと訴えるのは
22の1人のわがままか、はたまた願いか

いつまで甘ったれたこと言ってるんだと
そんな考えの人もいます、いないと社会が崩壊する
だから私は安心して捻くれる余裕がある事に
感謝しなきゃならんということです

今日はずっとお世話になっている地元の美容院へ
お兄さん(おじさん)は16でイギリスに旅立ち
現地の美容学校に通ったと
その後アメリカにも行き技術を学んだと

今までの狭い世界での思考
そして可能性を広げるための選択は
ただ大きな決断を先送りにしただけじゃないのか
こう思わされました

人間、決心をすることに
非常に大きなエネルギーを使うそうです
人生の選択肢が豊富な現代は
それに比例して疲弊しやすい時代とも言えそうです

でもこんな世に、この国に、この家庭に生まれて
過去の出来事、現在の葛藤、未来の予定
1人の人間の全てを他人が理解するのは無理難題
だからこそ自分が納得できれば十分じゃないかと

無数の道を前に、感覚を頼りに選択肢を絞って
決心の消費エネルギーを効率良く減らして
そして自分を納得させられる道を選ぼうと
死ぬ時に「良かった」と一言呟ける人生を

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