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【beBiterが選ぶ!】チームメンバーに絶対おすすめしたいコンテンツ / CCO 藤井保文

ビービットのメンバーに毎回テーマに沿ったコンテンツを“3つ”紹介してもらう企画「beBiterが選ぶ!」。おすすめコンテンツであれば、書籍、音楽、映画、テレビ、ラジオなどジャンルは問いません!

第一回の今回は、コンテンツ発信を仕掛けるMCO(Market Creation Office)のトップであり、自身も『アフターデジタル』シリーズや、ニュースレター「After Digital Inspiration Letter」などで日々発信を続ける藤井保文さんに、「チームメンバーに絶対おすすめしたいコンテンツ」を聞いてみました!

Read the English version from the link below!

藤井保文
部署・役職名:執行役員CCO  兼 東アジア営業責任者
入社年:2011年

■自己紹介
藤井保文です。こんにちは。
世の中ではアフターデジタルのおかげでテックトレンド人間ぽく見られていますが、実際には文章書いたり音楽作ったり映像作ったりするのが比較的得意で、コンテンツ作るのが好きな人間です。

コンテンツ 1:

書籍『推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来』

理由:

『アフターデジタル』カルチャー版という感じでして、ビービットがいつも発信しているような世界が、カルチャーにも(むしろカルチャーの方から)起きていることが分かります。僕はこの本読んでいて、メモに「鬼滅もUXグロースじゃん!」って書きました。

次に本を出すなら「行動の時代」というタイトルにしたいなあと思っているのですが、この本では「萌えの時代は終わって、推しの時代になった」と言っています。受動的に受け取って「萌え」を感じていた時代ではなく、能動的に人に勧めたり、アクションすることが価値になる「推し」の時代になっているし、検索キーワードも圧倒的に変化したそうです。まじで読んで欲しい。

コンテンツ 2:

ポッドキャスト『ゆる言語学ラジオ』

理由:

同様に『コテンラジオ』や『Off Topic』などのポッドキャストもおすすめしています。発信をするという意味では、コロナ禍以降で一気にメジャー感が出てきた音声コンテンツですが、発信やコンテンツのあり方、コミュニティの作り方として非常に参考になることが多く、一緒に学んでいけたらいいなと思っています。

ポッドキャストや音声コンテンツと言っていますが、そういう「メディア」の枠で捉えること自体がもう間違っていて、この「コンテンツ・IP」をどうやって活用するのかという話で捉えられたらなと。

上記で名前を挙げている人たちも、拡散の観点、別事業への派生やマネタイズのさせ方というビジネス観点、ファンになってくれた人たちとどういう関係を構築していくのかというUX観点、それぞれから『メディアの使い方』を考えると、その仕掛けが見えてきます。規模は大きくないですが、UXグロースモデルやれてる感じあります。こういうことをやっていきたい。

コンテンツ 3:

書籍『K-POPはなぜ世界を熱くするのか』

理由:

上二つとも全てつながっているのですが、最先端のファン化の仕組みとUXグロースモデルは、ほぼ同じと言っていいほど似ていて、そのためにはK-POPの仕組みは外せません。この書籍は、K-POPに人々がハマりこむ仕掛けを中心に書いていて、とても分かりやすい。一方で、ちゃんと一度K-POPに軽くでもハマってみると、書かれていることも追体験できます。

どうでもいいですが、K-POPの中でも最近特に日本人が目立つようになりましたね。

番外編

■最後に今回のテーマに関係なく、特におすすめしたいコンテンツを紹介していただきました!

コンテンツ:

マーベルMCUシリーズ

理由:

まあ、今の世界の映画興行ランキング上位を独占しているコンテンツですし、まだ観ていないならなるべく早く追い付いておいた方がいいかなと。「え、でもヒーローものでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、単なるヒーローものがそんな簡単に世界を牛耳るコンテンツにはならないですよね。

最近は、ブラックパンサーは黒人文化を、シャン・チーはアジア文化を、ムーン・ナイトはアラブ文化を取り込んでいて、世界視野のファンの作り方が見えてきます。

そんな頭でっかちなことばっかり言っていますが、普通に面白くて普通に好きなだけです。『スパイダーマン ノーウェイホーム』(をMCUと言っていいのかは議論がありますが…)では嗚咽にまみれるほど泣きました。観た人と語り合いたいです。

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