懐かしむ

一昨年オープンしたカフェに、2ヶ月半応援スタッフとして出張に来ている。
去年は、店長がほぼワンオペで営業していて、今年から応援スタッフという挑戦を始めた。
私はそんなプロジェクトの一員として、6/15から参加させてもらっていて、実質現地に足を運んだのは4日目が終わったところ。


カフェは、まだまだ試行錯誤の途中で
打ち合わせも頻繁に行っている。

今日は定休日で、主に業務内容の確認とミーティングの1日だった。


懐かしいなぁ

そうやって感じたのは、週例ミーティングの最中。


前に付き合っていた人のことを思い出した。

彼と出会った時はカフェの店長していて、豆を焙煎して色々な場所に営業に行ったりしていた。
付き合ってからも彼の環境はコロコロ変わり、新しいことに挑戦をして実りのないものはすぐに辞めるといった働き方?生き方?をする人だった。

社長とか、どこぞの偉い人との集まりに私もついていったり、家でリモートミーティングしているのを横目で見ていたりする事もあった。
その度に、何かを始める人、挑戦して行く人は凄いなぁと思う自分がいた。
私についていけるだろうかって不安もどんどん大きくなっていた頃があった。



話は戻って、今出張に来ているカフェは、7月から応援スタッフ3人と店長、部長で回しながら営業して行くことになる。
直属の上司、スタッフとの少人数での打ち合わせをしている雰囲気がまさにあの時と同じだった。
売り上げ戦略を話し合って、アイデアを出し合う。

こうやって、事業は作られるんだ
部屋の中で異世界に見えていた空間は、今私がいる空間と同じなのかもしれないと思った。


自分の経験がないことって初めは怖く見えて当たり前んだって、今更になってあの頃の不安を克服出来たような感覚。

当時の私には到底持てなかった感覚に気づけた。
これが彼のいう“成長”なのだとしたら、と考えると嬉しいような、切ないような気がした。
未練があるわけじゃないのだけどね。


懐かしさはなんとなく、いつも切なさもつれてくる。

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