私の価値
可愛い瀬戸物のツボをもらったので、プリンを焼いた。
一人暮らしをするようになってから、誰かのために何かをすることが前よりも好きになって
お節介ばあさんになりそうな勢いだ。
誰かを「嬉しい」って感情にさせるのが私の中でのモチベーションになってる。
“自分の価値”が欲しいのかもしれない。
期待されると、その期待がプレッシャーになったりするのに、期待されないとされないで寂しいような気がしてくるのはなんでだろうね。
人間、矛盾が好きよね。
今日は、高校時代に大好きだった先生に言われた言葉のお話。
「自分の価値は自分で作り出すもの」
自分の価値って、これっぽっちも誰かに決められていいものではなくて、誰かに左右される必要はないもの。
自分だけが決められて、作りあげていくものだと教えてくれた。
自信がないなら自信がないなりに、そこから価値を見つけていけばいい。
その価値に高いも低いもなくて、自分が認めてあげられればなんでもいい。
つらいなぁって思う度に先生のそう言う言葉達が何度も浮かぶ。
そう言う時って大体、自分自身が見えなくなってるんだよね。人からの意見に揺らいでいたり、もっとこうしなきゃって焦っていたり。
何かをしなきゃ価値がない、なんてことないのに自然とそんな気がしてくる。
「なにかしなきゃ」の中には、自分の意思より周りの目が漂っているんだよね。
- “自分なんか”なんて思わなくていいんだよ。
毎度毎度、その言葉を思い出すまでに時間がかかる。
漠然とつらくなって、泣いて、人に慰められてもなんか癒されなくて。冷静になった時、すっと、先生の言葉を思い出す。
もっと早くに気づければ、って思うけど、つらい時は私なりにそれで精一杯なんだから仕方がない。
それも私。と割り切るしかない。
最初は、こうやって気づくだけで十分なのかもしれない。
これからも死ぬまで付き合わなきゃいけない自分の心と、情緒と、うまく向き合って、
自分だけの価値を作り上げていこう。
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