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焼酎が美味い

こういう狭い場だから語れることを語りたい。

私はそこまで責任を背負う立場じゃ無いことをいいことに、今週2回も外飲みしてきた。

医療従事者の方に申し訳ないが、心の病気の予防をしたのです。お許しください。

案の定闇居酒屋は存在するわけで、酒類が提供されている店はあるし、流石に深夜までとはいかないが、20時以降提供されている店はあるのだ。

当然酒類は値上がりしているが、財布が火を吹こうと、それでもいいと払う価値を見出す。まるで戦後間もない頃の闇市を追体験している気分に陥っている。


ともかく、久しぶりの居酒屋飲みはハイになるもので、普段飲んでいないものを積極的に挑戦してしまう。

私は日本酒が大好きで、次にハイボール、ビールを飲む人間だ。唯一苦手だったのが、焼酎だった。二、三年前に飲んで、匂いと苦味のクセの強さが刻み込まれ、全く飲まずにここまできた。

だが、居酒屋ハイの私には関係がない。
時間制限があり早く酔いたい私は、二杯目にいきなりイソジン色の紹興酒ロックを飲む。
濃い。薬か。口に残る。
だが、これを求めていた。

紹興酒で酔えない私、酒を求めている私、今ならいけるとついに手を出したのが、芋焼酎 天孫降臨 だった。宮崎と歴史を感じる名前に惹かれてたのんだ。
氷をグラスで回して一口。
あれ?いけるな、が一口目の感想だった。
3年の時の間に、馬乳酒や海外ビールや燻製臭が強すぎるスコッチウイスキーを一本飲み干した経験も経て、焼酎のクセは行けるに代わり、なんなら今後日本酒から焼酎にシフトしようかと思うほどだった。

人間としての成長は停滞してるものの、酒のみとして着々と成長していた。なんか嬉しかった。

そして、芋焼酎から泡盛→鍛高譚→黒梅酒→黒霧島といき、優勝。
私は帰りのドラッグストアで、しそ焼酎、鍛高譚一本を買った。

鍛高譚を素手で持って帰る際、何の羞恥心もないほど心地よく酔っていた。

ほんの少し日常を取り戻せた。


【一日新キャラ】

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