見出し画像

小学校受験は大学受験には関係ない

4人の子供を育てるシングルマザーの私が、子育てを振り返りながら、受験を中心に書いています。

上の3人はお受験して私立小学校へ通っていましたが、離婚を機に公立小学校へ転向しました。その時、私立小学校の先生や周りのママたちも、「お子さんが、かわいそう」としつこいほど言われました。

ほとんどの親が医師だったような私立小学校だったから、小学校から医学部を目指している家庭が多く、交流があったママからは「公立じゃ、医学部は目指すの大変だと思うけど頑張ってね」という激励なのかなんだか分からないことを言われましたが、離婚と引っ越しで忙しくて、周りの声は完全スルーしてました。

子供たちはというと、転校初日に満面の笑みでかえってきて、
「楽し~!友達と遊びに行ってくる」
と近所の友達と公園で遊ぶという小学生なら当たり前のことに、とんでもなく幸せを感じたそうです。

なぜなら、離婚まで通っていた私立小学校は、下校時刻になると高級車が校門前に並び、親やシッターが子供を塾に連れて行くような学校でした。中には分刻みで塾やお稽古に忙しい子供もいました。

それに、その私立小学校は平均通学時間が片道1時間という学校だったので、放課後に友達と遊ぶとか絶対なかったので、転校して子供たちは近所に友達がいることも、一緒に遊ぶこともほんとに嬉しがっていました。

家の場合には、私立は指導が厚いと思って入れたのですが、学校では勉強ができる子には、さらに勉強を進めますが、勉強ができない子は置き去り的な感じの方針に不信を感じていたので転校することになっても私立小学校には何の未練もなかったです。

小学校受験経験者としては、お受験に使った時間もお金に見合うほどの価値はなかったかな…と感じています。

1.小学校受験専門塾

結婚当時に住んでいたのが北関東の小さな町、教育水準は高いものではなく、子供が幼稚園に入る頃には自然と「お受験」するという雰囲気になっていました。都内に住む親戚にも都内名門小学校のお受験を勝ち取った家族もいて、アドバイスされるがままに「〇〇会」という塾に通い始めました。

ここから先は

1,853字 / 2画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?