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来年も一緒に桜、見れるといいね。

今日は天気が良かったので外に出てみることにした。
東京都千代田区では桜祭りのようなものが催されていて、そこに行ってみることにした。

桜か、、
最近劇場で「秒速5センチメートル」を見てから、あと何回”満開”の桜を見る事ができるだろうかと考える事が多くなった。
今まで季節は暑いか寒いかだけで判断していたが、季節ごとの催しや季節の風物詩を楽しもうと考えるようになった。

千代田区には千鳥ヶ淵という皇居に沿ったお濠があり、そこは桜の名所なのである。
毎日寝て過ごすのもアレだし、外に出てみることにした。

千鳥ヶ淵に行くには”九段下”という駅で下車するのだが、自分の最寄駅の路線に”飯田橋”という駅もあり、その区間は歩いていけるほどの距離だった。
また、その道すがらに縁結びの神様を祀っている「東京大神宮」もあるので、転職活動が上手くいきますようにとお参りしてきた。

九段下駅に近づくと人がごった返していた。
九段下駅は最寄りに日本武道館もあり、今日はそこで大学の入学式が行われているのであった。
向かう途中でマックを買って行ったのだが、入学式の出席者、千鳥ヶ淵での桜の花見客で交通規制もかかっており、想像以上の人混みで大変なことになっていた。

千鳥ヶ淵に着いたらマックを食べようなどという考えもどっかへ行ってしまい、とりあえず桜の見える所のベンチを探すことにした。
北の丸公園という場所があるのだが、そこでたまたま空いていたベンチに座り、マックを食べることにした。

実のところ、花見は初めてであった。
なんかブルーシートを広げてみんなでビールを飲みながらゲラゲラ笑うものだと思っていたが、桜を見ながらベンチでマックを食べるのも案外悪くはなかった。むしろ誰にも気を使わず良かったと思う。
想像していた花見とは違うけど、来年もこんな感じで花見ができたらいいなと思った。

「秒速5センチメートル」のセリフの中に、こんな台詞がある。

「貴樹くん。来年も一緒に桜、見れるといいね。」

なんだかこのセリフの意味をしみじみと感じてしまった。
今年は一人で花見?をしたけど、また来年のこの季節にここにこられたらいいなと思った。

人混みがだんだんひどくなったので、千鳥ヶ淵から見える桜を写真に収めて千鳥ヶ淵を後にした。

千鳥ヶ淵のお濠

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