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はじめまして。

はじめまして。

神々と雪の舞う郷、高千穂生まれのAriです。いまは、太陽の光いっぱいの南国宮崎市在住。同じ宮崎でも、北と南ではずいぶん気候が違います。

好きな言葉、たくさんあります😊その一つは、
「人生は、こころ一つの置きどころ」

ひとりが笑ったら、その伝播によって一日になんと7000人が笑顔になるそうです。それってすごい魔法のようですね。
笑っていたい、でも何かに悩むときもある。そんな一瞬一瞬の感情に、「生きてるな~」と感じる時間も好きです。

日々の中で美しいと感じることや、くすっと笑顔になれたことを綴っていきたいと思い、
『Beauty and Humor』
という名でnoteを始めました。どうぞよろしくお願いします。

自己紹介を兼ねて、大切で思い出に残る出会いについて書いてみようと思います。

ある人との出会いが人生を変えた、あの出来事があったから今のわたしがある、そんな話をよく聞きます。わたしにとってのそれは、2010年、図書館でたまたま手に取った一冊の本と出会ったことから始まりました。

その本のタイトルは
『ニッポン・ビューティー』(講談社)
(いま気づきましたが、noteの名前と被ってる🤣よほどBeauty好きのようです)

80代を超えてなお、現役で活躍されている日本人女性20名のインタビュー記事が一冊になったものです。その中で、ある方の言葉に強く惹かれたんです。
その方とは、佐藤初女さん。青森県岩木山の麓に『森のイスキア』という、悩める人が自然の中でゆっくりとおいしいものを食べ、心と体を開放できる場所を作られた方。

「私には特別な才能も財力もない。でも心はある。心は汲めども汲めども尽きることはない。私は心で仕えよう!」
この言葉に何か救いすら感じたわたしは、この年の夏に初女さんの元を訪ねました。

正確には、青森県の酸ヶ湯温泉で初女さんと過ごす1泊2日の旅に参加したのです。
ずっと会いたい人に会えた瞬間って、やっぱり涙がでるんですね。はじめてお会いする初女さんは、「ただ静かにそこにいらっしゃる方」でした。  ご講演、夜の食事会、次の日はおむすび講習会。ゆっくりと流れる時間の中で、ただ同じ場所で同じ時を過ごせるということの贅沢をはじめて知った2日間でした。

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(↑お部屋に入ったら、初女さん手書きのお手紙と赤い色紙の鶴がテーブルの上にありました。お心遣いが嬉しかった。)

「おむすびをむすぶときは、
お米一粒一粒が呼吸できるように」
とお話くださいました。これも、当時のわたしには、衝撃!な言葉。
日常の息づかい、こころの置きどころを意識しはじめたのは、この頃からでした。

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(↑おむすび講習会。初女さんのおむすびは、まるい形。)

2日目の最後は、初女さんのご本のサイン会でした。
本を胸に抱えて並んだ時間。そして順番がくると初女さんの目線まで姿勢を下ろし、ゆっくり丁寧に文字を書かれる手元をそっと拝見した時間。その時間は、限りなく穏やかで豊かでした。

握手をさせていただいたとき、「手が冷たいんです」と言ったら、
「こころが温かいからね」
そう言葉をかけてくださりました。今思えば、この言葉は初女さんなりのユーモアだったのかもしれません。
ただそこにいる、ただそこに在る、そんな生き方がたくさんの方を救ってこられたんだなあと感じました。

出会うべき人にはは必ず出会える。一瞬遅からず、一瞬早からず。
という言葉に真実を感じはじめたのもこの頃。
振り返ると、初女さんとの出会いは何か大きな力に導かれたような気がしています。この出会いへの感謝は、今でもなかなか言葉で表せません。

大切な出会いやできごとは、いまあなたの中でどんな風に生きていますか?

これまでいろんな出会いがあって、たくさんの言葉に支えられてきました。これからは、少しずつ少しずつ自分の言葉を表現していくことにしました。
あらためて、どうぞよろしくお願いします。

どんな「Beauty and Humor」が綴られていくのか、
わたしもワクワクしています♡

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(初女さんの隣で。10年前のわたし、若い!)








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