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呼吸で痩せる。鼻呼吸のメリットとは。

みなさんこんにちは!冬もいよいよ終盤ですね!春めく空の色に心が明るくなってきました。
今月のnote記事です。

私は歌手なのでずいぶん若い頃から、呼吸を意識し、それにともなうトレーニングを行ったり、勉強を続けてきました。
今年に入り、本腰をいれて実践していることがあります、それは、「鼻呼吸」です。

何を今さら、と思うかたもいるでしょう。大体普段、普通に鼻で呼吸しているし、、、と思っている方は特にそう思うと思います。

しかし、四六時中自分の呼吸に耳を傾けることもできないので、実際はどこかで口で呼吸しているかもしれません。
私の場合は、何が重要かというと、トレーニングの最中の呼吸を、全部(吸うだけでなく、吐く時も)鼻で呼吸することにする、ということです。
水泳だけは、今のところのぞいておきます、鼻から水入って、かなり辛い思いをしそうなので(笑)でもいずれできるのかもしれない、、という気持ちは持ちつつ、、、

まずは、私の場合なのですが、長年、ヨガ、ピラティスなどの柔軟を交えたトレーニングと、歌の呼吸で、鼻から吸って口から吐く、という行為に非常に慣れていて、、、慣れすぎていて、鼻から吐くことを習慣づけるのに時間がかかりました。茶道をされている方だと、お茶の呼吸が、吸うのも吐くのも鼻からなので、慣れているかもしれません。

これが、ランニングなどになると、走り出しや坂道など、息の上がりやすい場面では、すぐに、と言っていいほど、口から吸い込んでしまうのです。
もちろん、一度に多めの空気を、早く取り込めるからです。

では、口呼吸の何がデメリットかというと、

これは私が最近読んだ鼻呼吸に関する本なのですが(折れ目とかリアルについててごめんなさい。笑)

・いびきをかきやすくなる(ひどくなる)
・はぎしりをしやすくなる(顎の形成が変わる。特に子どもの場合顕著)
・歯並びに影響が出る
・口の中が乾き、細菌も繁殖しやすい状態になり、風邪をひきやすくなる
・口の中が乾き、唾液が出にくくなるため虫歯になりやすく、口臭の原因にもなる

わかりやすいものをあげると上記がデメリットです。
鼻呼吸のメリットは、その反対になるので、風邪をひきにくくなるし、喉に潤いも与え、歌手には本当に大切な効果があります。

そして、鼻呼吸のメリットは、精神的な落ち着きを得られるという点もポイントです。
ゆっくり鼻から吸って吐くことで、自律神経の働きを整え、ストレスを軽減することができるのです。ヨガにも、片鼻呼吸というトレーニングがあるほど、やはり呼吸が重要なのです。自律神経の働きをよくすることが、代謝のアップにも繋がります。


ここまでで、鼻呼吸は、かなり体にいいのだと思われましたか?
実際、日本人は、口呼吸する人が多いと言われています。

理由は諸説あるようですが、この本に書いてあることも参照にすると、柔らかいものを食べる現代の食生活から、顎が小さい人が多く(私もその一人です)、そういう場合、口呼吸になりやすいのだそうです。
口周りの筋肉を鍛えることで、鼻呼吸がしやすくなるのだそうで、やはり硬いものをもう少し食べてしっかり咀嚼する習慣も大切です。
ドイツのパンはわりと硬いので、ドイツ人の顎は鍛えられているかもしれません。(笑)

昨年末に、呼吸のワークショップを、オンラインで行ってみたところ、反響があり、自分もなかなか手応えがあったので、これからもClubhouseやZoomなどを利用して、やってみたいと思っています。できれば、対面でできるに越したことはないですが、オンラインでトレーニング方法を学び、時々対面でその効果を確かめる、、、という工程でも、悪くないかなと思っています。

では、いきなり鼻で呼吸しましょう!!と言われても、日々、24時間、呼吸にいきなり意識を向けるのは至難の業ですから、やはり、少しずつ習慣にしていく、というのが私の考えです。

ここからは私が行っている呼吸法の一つをご紹介します。

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