月の出

今年のハロウィーン当日は、いつものような仮装をした子供たちがお菓子をもらいに行く様子が、全く見られませんでした。ドライブスルーとか、ソーシャルディスタンスを保つために、長い管を使ってお菓子を配るよー、とかいろいろ工夫をしている人もいたみたいですが、私の家の近所は静かなものでした。

ハロウィーンの夜は10月の二回目の満月で、ブルームーンでしたね。日本古来もそうだったと思いますが、ハワイの人達も月の満ち欠けに合わせて生活をしていたようです。魚釣り、植物を植えたり、収穫したりする予定は月を読んで計画を立てていました。

月のパワーは、私たちの心身にも影響しますよね。
教師間のあるあるで、生徒たちがやけに落ち着きがなくて騒がしい時は、「今日満月?」と確認し合います。

ブルームーンの夜、いつも朝にチャントをするビーチでお月見をしました。夕日を見た後、月が出てくるのを待ちました。

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コナはハワイ島の西側なので、太陽も月もフアラライ山の向こうから昇ります。夕日の名残がなくなった頃、山の向こうが少し明るくなってきました。スポットライトを後ろからあてているような。

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そして、、、。

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キターーーーー!

なんとまあ、神秘的!

月が山の向こうから顔を出すのを見たのは初めて!静かに昇って来る月は、まさに「お月様」

静かだけど力強い。

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カメラの質がよくないので写真がイマイチですが、本当に綺麗でした!!!

今回のブルームーンは「自由」と「拡張」、そのためには、まず自分の中にある怒り、執着、エゴを手放す必要があるそうです。考えてみたら、ありました、ありました、執着。紙に書いて燃やして、灰を波に持っていってもらいました。

よし、これでしばらくは大丈夫(?) 自由に羽ばたいていこう!

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【text&photo by Mina from Hawaii Big Island 】

成田水奈 愛知県出身。27歳の時に米国アイオワ州に留学。小学校教員免許を取得後公立小学校で教える。結婚を機に全く興味のなかったハワイ島コナに移住。しかしコナでフラダンスと出会いフラを通してハワイの歴史や文化、自然との関わり方や生き方を学びながら、日系人協会に所属し日系人移民の歴史、功績も学ぶ。離婚後もハワイ島が気に入り引き続き公立中学校で日本語とEL (English Learners)クラスを教える。通訳をきっかけにタマラエネルギーと出会う。自分らしく生きるサポートエネルギーを広めるためアクティベーターとなる。


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