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美肌にも効果的なヒートショックプロテインとは?サウナによる8つのメリット


ヒートショックプロテインという言葉はご存じですか?
ヒートショックプロテイン(HSP)とは、傷んでしまった細胞を修復する特徴のある「タンパク質」になります。
ヒートショックという言葉にあるように体に熱が加わったときにこのタンパク質が作られます。
HSPが増えることで免疫力が上がったりコラーゲン生成や代謝を活発にするといった健康や美容の効果が期待できるのです。


そこで、今回取り上げたいのは最近テレビでも話題になりつつある「サウナ」です。
体にサウナの熱が加わることでHSPも生まれますしメリットはたくさんあります。
今回は海外からの情報を参考にしてサウナの3つのメリットをご紹介していきたいと思います。


1.高血圧の改善
サウナの熱によって血管が広がるので血圧が一時的に下がる効果があります。しかし、効果は一時的なものなので入浴後は徐々にもとの血圧に戻っていきます。
また、ハーバード大学のデータのレビューでは、週に4〜7回サウナを使用することにより、心臓発作のリスクが40%以上減少する可能性があることが示されました。

2.発汗と解毒
発汗促進作により老廃物を排出されます。
また循環がよくなり、新陳代謝促進効果もあります。
これは美容効果も期待できますし、気分も爽快感を得られるでしょう。

3.痛みの軽減と筋肉の回復
サウナに入浴すると、成長ホルモンやインスリン成長因子1を含むいくつかのアンチエイジングホルモンも増加します。
特にIGF-1というのは、けがの治癒に役立ちます。
いくつかのHSPは、ウェイトトレーニングをしなくても、筋肉量の増加を助けることさえできます。
光生体調節を通して、損傷の治癒を加速することができる強力な抗炎症効果を持っています。
これが、レディーガガを含む多くの人々がサウナを利用する理由のひとつなのです。

4.気分と認知機能
ランニングに行くときと同じように、サウナを使用すると、エンドルフィン(幸福ホルモン)とオピオド(身体の自然な鎮痛剤)、
および脳内の脳由来神経栄養因子(BDNF)と呼ばれる分子が増加します。

近年では、認知症予防にも効果的と言われてます。
定期的にサウナに入ることで脳の血流が増加し、神経を刺激することで加齢による神経細胞の減少を弱める可能性があるそうです。
また、入浴中に幸福感を得られるリラクゼーションも重要な役割を果たしているかもしれませんね。
しかしこのメカニズムに関してはまださらなる研究が必要みたいです。

5.減量
日本の研究は、2週間のサウナ療法が健康な体重の人々の食欲と食物摂取量を増加させることが分かりました。
しかし、太りすぎの人では、遠赤外線サウナを低カロリーの食事とともに使用すると、体重と体脂肪が大幅に減少しました。

6.炎症の助け
上記のように、サウナの使用は、抗炎症性であるHSPを増やす可能性があります。
このため、サウナは慢性炎症を抑えるのに役立ちます。
別の研究では、サウナを週4〜7回使用した男性は、CRP炎症反応のレベルが32%低いことがわかりました。

7.睡眠
サウナは通常、温かいシャワーよりも体を温めます。
また、低温サウナにゆっくり入ると、神経の働きが静まって緊張が解け、
神経の働きを活動的なリズムから休息の状態へとリズム転換するため、快適な睡眠を促す効果も期待できます。

8.皮膚の健康
汗をかき血行を良くすることで肌のターンオーバーが改善されるなどお肌にも良いとされています。
サウナの暑さと蒸気で毛穴が開き毛穴のつまりも改善し黒ずみのないきれいな肌へと導く手段としてもサウナを上手に利用できますね。
また、ニキビは毛穴に詰まった老廃物の中にあるアクネ菌などが繁殖することが原因でできたりするのでサウナで汗と一緒に老廃物を排出することで
ニキビをできにくくする効果もあります。

サウナ初心者の方にはこちらの本もおすすめです★

いかがでしたか?
サウナに苦手意識を持つ方も多いと思います。
その日の体調を考慮して、こまめな水分補給も欠かさずに気持ちいいと感じる範囲内で楽しみながらサウナで健康的な体を手に入れてみましょう♪


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