見出し画像

2月のコラム「扁桃体があなたの名医?!モグモグスーとクンクンスー」

食べ物の合う合わないの確認方法がご自身で、しかもその場で簡単にできることはご存知でしょうか。

Y.H.C矢山クリニック理事長・矢山利彦先生が提唱している「モグモグスー」「クンクンスー」という方法です。

とても興味深い方法ですのでご紹介します。

この方法は、不適応な食品から身を守るために脳にある扁桃体が自分の体にとってミスマッチであることを教えてくれるというもの。

<モグモグスー>
①「モグモグ」:調べたい食品を口に入れ、数回咀嚼します。
②「スー」:その食品の匂いを口腔から鼻腔に取り込み、息を吸います

判断基準:この時、呼吸のしやすさ、息の深さを感じてみます。
呼吸が深くなればOK、浅くなれば合わないということなのだとか。

<クンクンスー>
食品以外のものの場合、匂いを嗅いで呼吸を観察する方法です。

矢山先生いわく、「モグモグスー」「クンクンスー」ができるようになった患者が、その後ジャンクフードを受け付けなくなり、「控えると頭重の症状が減った」、「お菓子を食べる頻度が減り血糖値が安定した。」、「体重が減った」と健康的に症状が改善したと報告があったそうです。

現代では栄養を補うことも大切ですが、まずは不要なものを減らしてみることも意識してみてください。

酸化した油の使用や精製した食品の過食を控えるだけでも違ってきます。
※グルテンフリーを意識して使う場合、米粉も安全なものを使いましょう。詳細は下記コラム<米粉を選ぶ2つのポイント>にて紹介しています。


また、大人は加工食品や添加物を避ける必要性を理解することはできますが、やみくもに加工食品やお菓子を取り上げてしまうよりも子どもに実際に「モグモグスー」を体感してもらうのも説得力が増すかもしれません。ぜひお子さんと意識を共有しながら健康な食生活を心がけてみてください。

また、苦手食材を食べられるようになったと嬉しいご感想いただいた
食育絵本「菌たろう」もあわせてお試しください。

<菌たろうの読み聞かせ後の子どもの反応>もこちらの記事で紹介させていただいております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?